ABホテル(6565)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(12月8日)から始まります。ABホテルIPOは、東海地方を中心にビジネスホテルを展開しているので、インバウンド関連銘柄として注目されそうです。

また、ABホテルIPOは同時上場する要興業IPOよりも小型なので、需給面で人気を集めると思います。

ABホテル

ABホテル(東証ジャスダック及び名証2部IPO)IPOの基本情報

銘柄名ABホテル
コード6565
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)東海東京証券
SMBC日興証券
SBI証券
岡三オンライン証券
上場日12月25日
仮条件決定日12月6日(1,400円~1,500円に決定)
ブックビルディング期間12月8日から12月14日まで
公開価格決定日12月15日(1,500円に決定)
申込期間12月18日から12月21日まで
公募260,000株
売出し460,000株
OA108,000株
吸収金額11.6億円
想定価格1,400円
初値価格3,060円

ABホテルIPOの事業内容

ABホテルは、親会社である東祥(8920)が「ホテルサンルート三河安城(現AB ホテル三河安城本館)」をフランチャイジーとして開業したことが事業展開の始まりで、その後にホテル事業を新設して会社分割することにより設立されました。

ABホテルは、駅前や主要インターチェンジ付近などビジネスでの利用が見込める地域を中心に多店舗展開しており、愛知県に10店舗、埼玉県に1店舗、石川県に1店舗、奈良県に1店舗、群馬県に1店舗、岐阜県に2店舗、静岡県に1店舗の合計17店舗(2017年10月31日現在)を運営しています。

また、ABホテルは「ビジネスホテルより快適に、シティホテルよりリーズナブルに」をキーワードに、全店舗に大浴場を設置したり、女性優先フロアを設けることにより、子ども連れの家族や女性客の取り込みにも努めています。

ABホテルIPOの業績

ABホテルの業績

(※画像クリックで拡大)

ABホテルIPOの業績は好調に推移しており、2018年3月期も増収増益の見通しになっています。

ABホテルのIPO評価

ABホテルは、要興業IPOとの同時上場ですが、規模(吸収金額11.6億円)が小さめでVC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たらないため、資金分散の影響も限定的だと思います。

ただし、IPOラッシュも終盤なので、個人投資家の初値買い意欲が買い疲れによって低下する可能性はあります。

よって、ABホテルのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。ABホテルIPOは、業績好調で規模も小さく、インバウンドというテーマ性もあるため、公開価格をある程度上回る初値が付くと予想しています。

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ABホテルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ABホテルIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。ABホテルの幹事証券は4社だけなので、全ての証券会社に申込んで朗報を待ちたいと思います。

ツナグ・ソリューションズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
東海東京証券BB参加
SMBC日興証券BB参加
SBI証券BB参加

管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社


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