アクリート(4395)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(7月10日)から始まります。アクリートは小型なマザーズIPOなので、かなりの人気を集めそうです。
また、アクリートはエクスモーションとの同時上場になりますが、アクリートの方が人気化しそうなので、あまり気にする必要はないと思います。
アクリート(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アクリート |
コード | 4395 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SBI証券 岩井コスモ証券 エース証券 マネックス証券 |
上場日 | 7月26日 |
仮条件決定日 | 7月9日(690円~770円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月10日から7月17日まで |
公開価格決定日 | 7月18日(770円に決定) |
申込期間 | 7月19日から7月24日まで |
公募 | 540,000株 (新株式発行:500,000株 自己株式の処分:40,000株) |
売出し | 380,000株 |
OA | 138,000株 |
吸収金額 | 7.3億円 |
時価総額 | 36.6億円 |
想定価格 | 690円→公開価格:770円 |
初値価格 | 1,542円 |
アクリートIPOの事業内容
アクリートは、主に企業から個人向けSMS(ショートメッセージ)配信を代行するサービス(SMS配信サービス)を提供しています。
また、アクリートは携帯電話事業者であるNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクと接続先に大量配信を可能にする法人向けSMS配信サービス専用の方式による接続(直接回線接続)を行い、大量配信・MNP対応を可能とした自社開発のSMS配信システムによりサービスを展開しています。
さらに、アクリートは単純な企業から個人への一方向のSMS配信サービスだけでなく、個人からの返信が可能な双方向サービス、電話自動対応によりユーザーの目的ごとに異なるSMS配信を行うIVRサービスも行っています。
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SMS(ショートメール)は、携帯電話を保有する全ての人に対して、個人が特定されている携帯電話番号へ送信することが可能で、即時閲覧率も高いため、会員登録、端末変更、パスワード配信などを行う際の携帯電話番号を用いた個人認証手段、予約確認、問合せ対応、キャンペーン、IoT分野でのSIMを利用した遠隔操作手段など、様々な用途で利用されています。
アクリートIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
アクリートIPOの業績は急激に伸びていて、今後の成長も期待できそうです。
アクリートのIPO評価
アクリートは、小型、マザーズ、ネット関連の三拍子が揃っていて、想定価格(690円)も安いため、初値が跳ねる可能性は高いと思います。
また、アクリートはSMS配信サービスという専門性と業績の良さでも一定の評価を得られそうです。
よって、アクリートのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。アクリートIPOは、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が気になりますが、それでも初日値付かずも想定される強い初値形成になると予想しています。
アクリートIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アクリートIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨むつもりです。主幹事のSMBC日興証券はもちろんのこと、抽選配分比率が高めのSBI証券や、100%完全抽選のマネックス証券にも期待しています。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
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