ジーニー(6562)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の11月30日から始まります。ジーニーIPOは4社同時上場なので、資金分散の影響は避けられそうにありません。
ただ、ジーニーIPOは以前からIPO候補銘柄として注目されており、アドテクノロジー事業もIPO向きなので、それなりに人気化すると思います。
ジーニー(東証マザーズIPO)IPOの基本情報
銘柄名 | ジーニー |
コード | 6562 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 大和証券 SMBC日興証券 いちよし証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 12月18日 |
仮条件決定日 | 11月28日(1,220円~1,350円に決定) |
ブックビルディング期間 | 11月30日から12月6日まで |
公開価格決定日 | 12月7日(1,350円に決定) |
申込期間 | 12月8日から12月13日まで |
公募 | 1,023,000株 |
売出し | 285,000株 |
OA | 196,200株 |
吸収金額 | 18.4億円 |
想定価格 | 1,220円 |
初値価格 | 2,674円 |
ジーニーIPOの事業内容
ジーニーは、「アドテクノロジーで世界を変える。」というミッションを掲げ、独自に開発したインターネットメディアの広告収益最大化プラットフォーム「GenieeSSP」を主軸にアドテクノロジー事業を展開しています。
また、ジーニーは「GenieeSSP」が持つ大量の広告配信データと顧客基盤を活かし、広告主向けの「GenieeDSP」、「GenieeDMP」といったアドソリューションのほか、マーケティングオートメーションツール「MAJIN」の提供を開始するなど、事業領域を拡大しています。
ジーニー(Geniee)の紹介動画
ジーニーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ジーニーIPOの売上は急激に伸びていますが、利益はまだ安定してないようです。
ジーニーのIPO評価
ジーニーは4社同時上場というだけでなく、規模(吸収金額18.4億円)がやや大きくて、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多いところが気になります。
しかし、ジーニーは以前からIPO候補銘柄として注目されており、Googleに公式認定されたメディアソリューションパートナーであることや、ソフトバンクグループと資本業務提携していることなどからも関心を集めそうです。
よって、ジーニーのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ジーニーIPOは、厳しい日程での新規上場になりますが、それでも公開価格をしっかりと上回る初値が付くと予想しています。
ジーニーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ジーニーIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で申し込むつもりです。主幹事の野村證券はもちろんのこと、12月のIPOの大半を取扱っているSBI証券とSMBC日興証券にも期待しています。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB参加 |
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