IPO(新規公開株)の抽選に当選するためには、主幹事の証券会社に申し込むことが必須です。主幹事証券はIPOの配分数が一番多いため、必然的に当選のチャンスもアップします。

もちろん、主幹事証券以外の幹事証券でも当選のチャンスはありますが、まずは主幹事の証券会社に申し込むことが大前提になります。

資金に余裕のない方は主幹事証券だけ申込み、資金に余裕のある方は全ての幹事証券に申し込むという方法がベストだと思います。

IPO前半戦の主幹事証券会社ランキング

  1. 野村証券

    野村証券は、ラサールロジポート投資法人(3466)、中本パックス(7811)、LITALICO(6187)、富士ソフトサービスビューロ(6188)、アカツキ(3932)、ヒロセ通商(7185)、スターアジア不動産投資法人(3468)の7銘柄で主幹事を務めています。REIT(リート)IPOの2銘柄を含んではいますが、やはり主幹事を務める比率は高いですね。

  2. みずほ証券

    みずほ証券は、ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)、アグレ都市デザイン(3467)、アイドママーケティングコミュニケーション(9466)、チエル(3933)、ウイルプラスホールディングス(3538)、ジャパンミート(3539)の6銘柄で主幹事を務めています。初値で公募価格を割れた銘柄が目立つのが少し気になりますね。⇒(みずほ証券のIPOルールと詳細解説

  3. 大和証券

    大和証券は、ヨシムラフード・ホールディングス(2884)、富山第一銀行(7184)、昭栄薬品(3537)、イワキポンプ(6237)、ベネフィットジャパン(3934)、グローバルウェイ(3936)の6銘柄で主幹事を務めています。主幹事数はみずほ証券と同数ですが、主幹事を務めたグローバルウェイは初値が100万円を超えて注目を集めました。

  4. SBI証券

    SBI証券は、フィット(1436)、エボラブルアジア(6191)、PR TIMES(3922)、エディア(3935)の4銘柄で主幹事を務めています。SBI証券は抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、A級IPOの主幹事を務める時にポイントを使ってゲット出来るように、今からコツコツとポイントを貯めていくことが重要です。⇒(SBI証券のIPOルールと詳細解説

  5. SMBC日興証券

    SMBC日興証券は、はてな(3930)、フェニックスバイオ(6190)、ハイアスアンドカンパニー(6192)の3銘柄で主幹事を務めています。IPO前半戦では主幹事を務めた銘柄が少なめでしたが、IPO取扱銘柄数では堂々の第二位です。IPO後半戦も多くのIPO銘柄を取り扱うことが期待できる証券会社です。⇒(SMBC日興証券のIPOルールと詳細解説

  6. 東海東京証券

    東海東京証券は、バリューゴルフ(3931)、ブラス(2424)、丸八ホールディングス(3504)の3銘柄で主幹事を務めています。IPOの取扱銘柄数はそれほど多くありませんが、主幹事数ではSMBC日興証券と並んで第五位です。東海東京証券は有望なIPOの主幹事を務めることが多く、今後はますますIPOの取扱銘柄数も増えてくると期待されている証券会社です。

上記のランキングは、2016年5月4日時点での主幹事数です。上記のランキング内でまだ口座をお持ちで無い証券会社がありましたら、今のうちに口座開設して6月以降のIPOに備えましょう。


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