少し前の話になりますが、6月7日に六本木ヒルズで開催された「マネックス証券TradeStaion」のメディア向け説明会に参加させていただきました。

トレードステーションは、先進性や機能性においてアメリカで高い評価を得ていたトレーディングツールです。今回は、マネックス証券が遂に「トレードステーション」日本株版の提供を開始するということで開催された説明会です。

マネックスのトレードステーション

上記画像の各種パンフレットの他に、マネックス証券ロゴ入りのどら焼きもお土産に入っていましたが、美味しく頂いてしまいました(笑)

説明会では、担当者の方がトレードステーション導入の狙いや魅力について熱く語られた後、テクニカルアナリストの福永博之さんが、実際に利用した感想やメリット及びデメリットについて分かりやすく解説してくれました。

▼マネックス証券のトレードステーションが本格的に始動!の目次

  1. トレードステーションの魅力
  2. トレードステーションの取引手数料
  3. トレードステーションのまとめ

トレードステーションの魅力

トレードステーションは、様々なトレーダーに向けた豊富な機能と搭載した高機能トレーディングツールです。また、トレードステーションの多彩な機能をフル活用するために、充実したサポート体制が敷かれています。

レーダースクリーン(銘柄ボート)

トレードステーションのレーダースクリーン(銘柄ボード)では、何と一つのウィンドウに2,000銘柄まで追加登録することが出来ます。また、レーダースクリーンでは、秒単位で騰落率、テクニカル指標など、チェックしている指標の高い順又は低い順で、自動的に並べ替えることが出来ます。

さらに、トレードステーションでは、価格、出来高、VWAP、移動平均かい離率、MACDなどのテクニカル指標の結果をリアルタイムで確認できるほか、PER、PBR、信用残など、200種類以上の指数を確認できるので、それぞれの指数を自由自在に組み合わせて自分好みにカスタマイズ出来ます。

マトリックス(板情報)

トレードステーションのマトリックス(板情報)では、フル板情報に価格別出来高や価格毎の評価損益などがプラスされているので、一目で欲しい情報を得ることが出来ます。もちろん、注文発注や取り消しはワンクリックで、訂正はドラッグ&ドロップで完結出来ます。

トレードステーションのマトリックス

チャート分析

トレードステーションのチャートは、PER、PBR、売上高成長率など、100種類以上の指標を描画可能です。また、背景色、フォント、線や指標のスタイルなどの画面設定も画面構成も自由自在にカスタマイズ出来ます。

また、トレードステーションは国内主要オンライン証券で唯一ツール単独での日本株プログラムトレード対応しています。さらに、トレードステーションはプログラム売買の元となるストラテジーを最初から100種類以上搭載いているので、バックテスト(過去のデータによる売買戦略の検証)も簡単に行えます。

さらに、トレードステーションは過去データの蓄積(日足データなら約20年分取得可能)も十分なので、精度の高い分析が行えます。

個人的には、簡単にバックテストが出来ることには非常に魅力を感じました。様々な角度からバックテストすることで、自分に合った有益な取引手法が見つけられそうです。


↑トレードステーション公式サイト↑

トレードステーションの取引手数料

トレードステーションの取引手数料は、一日の約定金額合計が1,000万円ごとに3,500円(税抜)の取引手数料が掛かる一日定額手数料制度になっています。また、一日の信用取引新規建て金額が5,000万円以上の場合、取引状況によって信用取引手数料が実質無料となります。

定額制としては、業界最安値水準の取引手数料なので、頻繁に売買を繰り返すデイトレーダーの方にはオススメです。

トレードステーションのまとめ

マネックス証券のトレードステーションは、ここでは説明し尽せないほどの多彩な機能が搭載されており、自分なりにありとあらゆる指標を組み合わせながら、精度の高い取引が実現できる高機能トレーディングツールです。

特に、容易なバックテスト(過去のデータによる売買戦略の検証)や豊富な過去データ(日足データなら約20年分取得可能)は、株ビギナーの私から見ても魅力的な機能です。

ただ、トレードステーションは高機能過ぎるため、それを使いこなせずに宝の持ち腐れになる可能性があります。また、すでにマネックス証券の口座を持っている場合、トレードステーションの口座を併用出来ないのもデメリットです。

マネックス証券のトレードステーションは、IPOを中心に投資している方にはマッチしないかもしれませんが、デイトレーダーの方には一考の価値があるトレーディングツールだと思います。


マネックス証券TradeStaion


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