西本Wismettacホールディングス(9260)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日(9月12日)から開始されます。
西本WismettacホールディングスIPOは、マネーフォワードIPOとテックポイント・インクIPOとの3社同時上場なので、資金分散の影響は避けられないと思います。
また、西本WismettacホールディングスIPOは、値がさで規模が大きいという点でも需給面に不安を感じますね。
西本Wismettacホールディングス(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 西本Wismettacホールディングス |
コード | 9260 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 みずほ証券 極東証券 SBI証券 エース証券 カブドットコム証券 ライブスター証券 |
上場日 | 9月29日 |
仮条件決定日 | 9月11日(4,500円~5,250円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月12日から9月19日まで |
公開価格決定日 | 9月20日(4,750円に決定) |
申込期間 | 9月21日から9月26日まで |
公募 | 1,850,000株 |
売出し | 1,850,000株(国内:1,216,900株・海外:633,100株) |
OA | 555,000株 |
吸収金額 | 223.4億円 |
想定価格 | 5,250円 |
初値価格 | 4,465円 |
西本WismettacホールディングスIPOの事業内容
西本Wismettacグループは、連結子会社11社及び持分法適用関連会社2社で構成されており、アジア食グローバル事業や農水産商社事業などを展開しています。
アジア食グローバル事業では、日本食を中心としたアジア食品・食材などを米国内、日本、中国、東南アジアなどから輸入し、米国及びカナダを中心に欧州、豪州及びアジア等の日本食を中心としたレストランや食料雑貨店に販売しています。
農水産商社事業では、生鮮青果、冷凍加工青果、水産物等を国内の卸売市場、量販店、外食・中食産業、食品メーカー等に対して輸入卸販売しています。
特に、生鮮青果においては、お馴染みのサンキスト・グロワーズ社の日本輸入総代理店となっています。
その他、アメニティーフード部門において海外食品や雑貨の輸入及びキャラクター商品の開発、製造、輸入販売なども行っています。
西本WismettacホールディングスIPOの業績
西本WismettacホールディングスIPOの業績は安定しているようですが、やや頭打ちという印象です。
西本WismettacホールディングスのIPO評価
西本Wismettacホールディングスは、東証1部への新規上場が濃厚だと思いますが、それでも規模(吸収金額223.4億円)の大きさが懸念材料です。
しかも、注目度の高いマネーフォワードIPOと規模が小さめのテックポイント・インクIPOとの同時上場なので、その中では一番不利だと思います。
よって、西本WismettacホールディングスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。西本WismettacホールディングスIPOは、値がさ(想定価格5,250円)で資金分散の影響も一番大きそうなため、公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。
西本WismettacホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
西本WismettacホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、これから新規上場するIPO銘柄の中でも、一番リスクが高そうなので、今のところ見送るつもりです。
ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
---|---|
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
みずほ証券 | BB不参加 |
極東証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
カブドットコム証券 | BB不参加 |
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