オプトラン(6235)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の12月5日から開始されます。オプトランIPOは規模(吸収金額120.9億円)が大きく、同じく大型な森六ホールディングスIPO(吸収金額102.1億円)との同時上場なので、需給面に不安があります。
また、翌日にも大型なプレミアグループIPO(吸収金額125.8億円)が控えているため、資金分散の影響も大きそうです。
オプトラン(東証1部IPO)IPOの基本情報
銘柄名 | オプトラン |
コード | 6235 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 野村證券 むさし証券 岡三証券 SBI証券 カブドットコム証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 12月20日 |
仮条件決定日 | 12月1日(1,420円~1,460円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月5日から12月11日まで |
公開価格決定日 | 12月12日(1,460円に決定) |
申込期間 | 12月13日から12月18日まで |
公募 | 4,200,000株 |
売出し | 3,000,000株 |
OA | 1,080,000株 |
吸収金額 | 120.9億円 |
想定価格 | 1,460円 |
初値価格 | 2,436円 |
オプトランIPOの事業内容
オプトランは、「オプトナノテクノロジーによる光学薄膜成膜のプロセスソリューション提供」を事業コンセプトに掲げ、光学部品等の表面に各種機能膜を成膜(コーティング)する光学薄膜装置の製造及び販売を行っています。
光学薄膜とは、レンズ等の各種光学部品の表面にコーティングを施し、コーティングの材料により異なる機能を持たせることで、デジタルカメラやプロジェクター等の一般光学部品、スマートフォンやタブレット等のタッチパネル、LED照明、車載カメラ、人体・生物認証センサ等に用いられています。
オプトランは、IoT関連で市場の成長が期待される生体認証、車載、VR/AR(仮想現実/拡張現実)、半導体光学融合などにも取り組み、高度成膜技術を応用しながら、事業領域の拡大を図っています。
オプトランIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
オプトランIPOの業績は急激に伸びているので、今後の成長性も期待出来そうです。
オプトランのIPO評価
オプトランは規模(吸収金額120.9億円)が大きく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も多い点が懸念材料です。
また、吸収金額が100億円を超える大型IPOの新規上場が続くというスケジュールも、資金の分散を招くために警戒されそうです。
よって、オプトランのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。オプトランは業績好調で、光学薄膜技術にも成長性を感じますが、やはり需給面に不安があるため、公開価格を目安に初値形成すると予想しています。
オプトランIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
オプトランIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、SBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので申込み必須ですね。
大和証券 (主幹事) | BB検討中 |
---|---|
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
みずほ証券 | BB検討中 |
野村證券 | BB検討中 |
むさし証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
岡三オンライン証券 | BB検討中 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社