大阪油化工業(4124)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の9月19日から開始されます。大阪油化工業IPOは、ウェルビーとMS&Consultingとの3社同時上場なので、資金分散の影響が懸念されます。
また、大阪油化工業IPOは規模(吸収金額11.2億円)こそさほど大きくありませんが、ジャスダックの地味めな銘柄なので、注目度も低そうですね。
大阪油化工業(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 大阪油化工業 |
コード | 4124 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SMBC日興証券 SBI証券 |
上場日 | 10月5日 |
仮条件決定日 | 9月15日(1,830円~1,860円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月19日から9月25日まで |
公開価格決定日 | 9月26日(1,860円に決定) |
申込期間 | 9月27日から10月2日まで |
公募 | 270,000株 |
売出し | 260,000株 |
OA | 79,500株 |
吸収金額 | 11.2億円 |
想定価格 | 1,830円 |
初値価格 | 3,100円 |
大阪油化工業IPOの事業内容
大阪油化工業は、化学物質のわずかな沸点の差を利用して、混合物から目的とする物質を分離・精製する精密蒸留を主な事業としています。
大阪油化工業は、顧客の研究開発部門の支援を行うサービスである「研究開発支援」、基礎研究段階からスケールアップした蒸留等の中・大型の蒸留装置による製造規模の蒸留及びそれに付随するサービスである「受託加工」、顧客が自社で蒸留を行うための支援サービスである「プラントサービス」などを提供しています。
大阪油化工業IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
大阪油化工業IPOの売上は横ばいですが、利益は順調に伸びています。
大阪油化工業のIPO評価
大阪油化工業は、上場市場がジャスダックで、事業内容もIPOで不人気の化学セクターということから、やや魅力に欠ける印象です。
ただ、吸収金額(11.2億円)はそれほど大きくないため、需給面で一定の評価を得られると思います。
よって、大阪油化工業のIPO評価は、Dが妥当だと考えています。大阪油化工業IPOは、全体的に地味でこれといった長所も見当たらないため、公開価格付近で初値形成すると予想しています。
大阪油化工業IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大阪油化工業IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ見送るつもりです。大阪油化工業IPOは、それほど規模(吸収金額11.2億円)が大きくないので、大崩れはしないと思いますが、それでもあえて参加する必要はないと考えています。
ただし、SBI証券だけはIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。
野村證券 (主幹事) | BB不参加 |
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大和証券 | BB不参加 |
SMBC日興証券 | BB不参加 |
SBI証券 | BB参加 |
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