スシローグローバルホールディングス(3563)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(3月14日)からスタートします。「スシロー」は超有名な回転ずしチェーンなので、普段は株式投資に興味がない方も注目しているようです。

ただ、スシローグローバルホールディングスは、大型な再上場IPOなので、苦戦しそうな雰囲気が漂っていますね。

スシローグローバルホールディングス

スシローグローバルホールディングス(東証1部IPO)のIPO基本情報

銘柄名スシローグローバルホールディングス
コード3563
主幹事証券野村證券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
UBS証券
SMBC日興証券
大和証券
幹事証券みずほ証券
メリルリンチ日本証券
岩井コスモ証券
マネックス証券
SBI証券
丸三証券
松井証券
SMBCフレンド証券
東海東京証券
カブドットコム証券
ライブスター証券
上場日3月30日
仮条件決定日3月13日(3,600円~3,900円に決定)
ブックビルディング期間3月14日から3月17日まで
公開価格決定日3月21日(3,600円に決定)
申込期間3月22日から3月27日まで
公募0株
売出し19,123,100株
(国内:13,411,100株
海外:5,712,000株)
OA2,011,600株
吸収金額824.3億円
想定価格3,900円
初値価格3,340円


スシローグローバルホールディングスIPO主幹事のSMBC日興証券

スシローグローバルホールディングスIPOの事業内容

スシローグローバルホールディングスは、「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯」を使命として、直営方式による回転ずし店「スシロー」を中心に事業を展開している企業です。

また、スシローグローバルホールディングスは、日本国内だけでなく、韓国でも直営方式による回転すし店を展開しています。

「スシロー」は、セントラルキッチンを経由しない店内調理や、ICチップ内蔵の皿を用いたビッグデータ分析及びITシステムを活用した効率的な店舗運営などにより、競争力のアップを図っています。

スシローグローバルホールディングスIPOの業績

スシローグローバルホールディングスの業績

(※画像クリックで拡大)

スシローグローバルホールディングスIPOの業績は順調そうで、2017年9月期も増収増益の見込みになっています。

スシローグローバルホールディングスのIPO評価

スシローグローバルホールディングスは、規模(吸収金額824.3億円、国内約520億円)が大きく、IPOで人気になりにくい再上場案件なので、需給面が懸念されます。

また、想定価格(3,900円)が高いことや、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が目立つことも不安要素です。

さらに、年間3000 円分(半期1500 円分×2 回)の株主優待も設置されていますが、需給を押し上げるほどではありませんね。

スシローの株主優待

スシローの株主優待

よって、スシローグローバルホールディングスのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。スシローグローバルホールディングスは知名度抜群ですが、超大型、再上場、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株、やや値がさなど、懸念材料が多いため、公開価格を割れる可能性が高いと予想しています。


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スシローグローバルホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

スシローグローバルホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のことろ見送る予定です。ただ、毎度のことですが、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで申し込むつもりです。

スシローグローバルホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB不参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事)BB不参加
UBS証券 (主幹事)口座なし
SMBC日興証券 (主幹事)BB不参加
大和証券 (主幹事)BB不参加
みずほ証券BB不参加
メリルリンチ日本証券口座なし
岩井コスモ証券BB不参加
マネックス証券BB不参加
SBI証券BB参加
丸三証券BB不参加
SMBCフレンド証券BB不参加
東海東京証券BB不参加
カブドットコム証券BB不参加
ライブスター証券BB不参加


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