自律制御システム研究所(6232)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の12月5日から始まります。自律制御システム研究所は、ドローンに特化したIPOとして関心を集めているようです。
ただ、自律制御システム研究所は4社同時上場、大型、値がさ、売出株の多さなど、需給面に不安がありますね。
自律制御システム研究所(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | 自律制御システム研究所 |
コード | 6232 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 大和証券 SBI証券 いちよし証券 SMBC日興証券 岡三証券 水戸証券 楽天証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 12月21日 |
仮条件決定日 | 12月3日(3,000円~3,400円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月5日から12月11日まで |
公開価格決定日 | 12月12日(3,400円に決定) |
申込期間 | 12月13日から12月18日まで |
公募 | 900,000株 |
売出し | 1,683,700株 |
OA | 387,500株 |
吸収金額 | 100.4億円 |
時価総額 | 343.1億円 |
想定価格 | 3,380円→公開価格:3,400円 |
初値価格 | 2,830円 |
自律制御システム研究所IPOの事業内容
自律制御システム研究所は、千葉大学発のスタートアップ企業として創業し、「インダストリアル(産業)向け」「コーポレート(企業)向け」の飛行ロボット(ドローン)の自社開発、ドローンを活用した無人化・IoTシステムの受注開発、生産および販売を行っています。
また、自律制御システム研究所では主に大企業におけるドローン活用において、検討段階から実際の導入まで全面的なシステム構築をワンストップで提供することを前提とした営業活動を促進しています。
さらに、自律制御システム研究所は次世代機体の開発や技術革新への投資を引き続き継続し、ドローンの性能の基盤となる自律制御性能の高度化や、安全性能向上及び信頼性能等の品質向上を目指しています。
自律制御システム研究所IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
自律制御システム研究所IPOの売上は順調に伸びています。ただし、利益は赤字なのでまだまだこれからといった感じですね。
自律制御システム研究所のIPO評価
自律制御システム研究所は、規模(吸収金額100.4億円)が大きいだけでなく、4社同時上場でVC(ベンチャーキャピタル)の保有株もあるため、需給面で警戒されそうです。
ただ、ドローンに特化した事業は新鮮味があって将来性もあるため、かなり注目されると思います。
よって、自律制御システム研究所のIPO評価は、Cが妥当だと考えています。自律制御システム研究所IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。ただ、需給面に懸念材料が多いため、ややリスクも高めだと思います。
自律制御システム研究所IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
自律制御システム研究所IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事のみずほ証券だけでなく、平幹事のSBI証券やSMBC日興証券などにも申し込む予定です。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
野村證券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
楽天証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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