AHCグループ(7083)IPOのBB(ブックビルディング)が2月5日から始まります。AHCグループは、福祉事業や介護事業を展開していることで注目されているようです。
AHCグループは2月最後のIPOというだけでなく、前後のIPOとも程良く間隔が空いているので、スケジュールにも恵まれていますね。
AHCグループ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | AHCグループ |
コード | 7083(サービス業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 マネックス証券 いちよし証券 エース証券 岩井コスモ証券 ちばぎん証券 東洋証券 |
上場日 | 2月25日 |
仮条件決定日 | 2月3日(2,000円~2,200円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月5日から2月12日まで |
公開価格決定日 | 2月13日(2,200円に決定) |
申込期間 | 2月14日から2月19日まで |
公募 | 460,000株 |
売出し | 100,000株 |
OA | 84,000株 |
吸収金額 | 12.8億円 |
時価総額 | 41億円 |
想定価格 | 1,990円→公開価格:2,200円 |
初値価格 | 3,550円 |
AHCグループIPOの事業内容
AHCグループは、「人を想う」をグループ理念として掲げながら、主に福祉事業、介護事業、外食事業を展開しています。
福祉事業では、障がいを持つ学齢期の児童に対して放課後の療育支援を提供放課後等デイサービスの「アプリ×TODAY」や、成年した障がい者の方々に対して職業訓練を行い、一般企業への就労を支援する「就労移行支援事業所TODAY」などを運営しています。
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介護事業では、要介護認定者や要支援認定者の方を対象に、身体機能の維持・回復・改善を支援する「デイサービス グリーンデイ」をはじめ、機能訓練によるリハビリや個別入浴、レクリエーションなどを特徴とした事業所を運営しています。
外食事業では、気取った雰囲気のない大衆酒場「ねぎま 三ぞう」を中心に、30代~の男女、サラリーマン、OL層をメインターゲットとして、飲食店(居酒屋等)の運営をしています。
AHCグループの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 福祉事業における新規事業所の開設資金
- グループ事業規模の拡大にともなう従業員採用費
- グループ統制環境の整備にともなう従業員人件費
- グループの事業規模拡大にともなうIT環境の整備強化費用
- 金融機関からの借入金返済
AHCグループIPOの業績
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AHCグループIPOの業績は、概ね好調に推移していて問題なさそうです。
AHCグループのIPO評価
AHCグループはマザーズへの単独上場で、規模(吸収金額12.8億円)も大きくないため、需給面で人気を集めると思います。
また、AHCグループの事業は社会的意義があり、福祉と介護というテーマ性でも関心を集めそうです。
よって、AHCグループのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。AHCグループIPOは、公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。
AHCグループIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
AHCグループIPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事のみずほ証券はもちろんのこと、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事ももれなく申し込みたいと思います。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
ちばぎん証券 | 口座なし |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
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