AiロボティクスIPOのBBスタンスとIPO評価！AIマーケティングIPO

Aiロボティクス（247A）IPOのBB（ブックビルディング）が、翌週の9月10日から開始されます。

AiロボティクスはAIマーケティング事業やAIを用いた化粧品や美容家電の開発・販売などを行っています。

AiロボティクスのIPO主幹事はSBI証券なので、IPOチャレンジポイントのボーダーラインなども気になりますね。

Aiロボティクス（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	Aiロボティクス
コード	247A（化学）
主幹事証券	SBI証券
幹事証券（委託含む）	岡三証券 SMBC日興証券大和証券あかつき証券岩井コスモ証券極東証券松井証券マネックス証券 SBIネオトレード証券岡三オンライン
上場日	9月27日
仮条件決定日	9月6日（1,670円～1,760円に決定） ※上限突破の可能性あり（1,336円～2,112円）
ブックビルディング期間	9月10日から9月17日まで
公開価格決定日	9月18日
申込期間	9月19日から9月25日まで
公募	230,000株
売出し	1,089,000株
OA	197,800株
吸収金額	24.8億円
時価総額	185.8億円
想定価格	1,635円（想定仮条件：1,600円～1,670円の平均価格）
初値価格	初値決定後に追記

Aiロボティクスは広告運用の自動化を行う目的で独自開発したAIシステム「SELL（セル）」を用いてAIマーケティング事業を行っています。

AIマーケティング事業では、主に大手消費財メーカーや広告代理店などをクライアントとし、「SELL（セル）」を用いて新規顧客開拓から顧客分析までのトータルなマーケティングソリューションを提供しています。

また、AiロボティクスはD2Cブランド事業として、独自開発したAIシステム「SELL（セル）」を自社ブランドのマーケティングに活用し、化粧品や美容家電領域を中心に商品開発を行っています。

D2Cブランド事業では、スキンケアブランドの「Yunth（ユンス）」と、美容家電ブランドの「Brighte（ブライト）」を主要ブランドとして展開しています。

Aiロボティクスは「自社ECサイト販売」「ECモール販売」「店頭卸販売」を通じて、商品を顧客に販売しており、主力ブランドである「Yunth」の商品は延べ約300万個以上（2024年7月現在）出荷しています。

Aiロボティクスは定期購入サービスを重視した販売活動を行っており、新規の定期購入者を増やしていくこと及び定期購入者のLTVを維持・向上させることで継続的な収益が見込まれるストック型ビジネスモデルとなっています。

D2Cブランド事業の事業系統図

（※画像クリックで拡大）

AiロボティクスIPOの業績は急激に伸びていて今後も期待できそうです。

Aiロボティクスはそれなりの規模（24.8億円）で売出し株も多いため、需給面にやや不安があります。

また、VC（ベンチャーキャピタル）の保有株も多く、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。

ただ、株主には幻冬舎代表取締役社長の見城徹氏や作詞家の秋元康氏が名を連ねていることで話題になりそうです。

社名にAIと入っていますが化学セクターなので、AI関連というよりも化粧品の開発が主な事業になりますが、業績は好調に推移しているため、それでも事業面でそれなりの評価を得られそうです。

よって、AiロボティクスのIPO評価はCが妥当だと考えています。AiロボティクスIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

AiロボティクスIPOの初値予想は、仮条件決定後（9月6日以降）に追記させていただきます。

2,100円（想定価格比：+465円）

AiロボティクスIPOのBB（ブックビルディング）は前向きに参加する予定です。主幹事のSBI証券を中心に、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事にも申し込むつもりです。