アイドママーケティングコミュニケーション(9466)IPOのBB(ブックビルディング)が来月の3月2日から(3月8日まで)始まります。アイドママーケティングコミュニケーションは3月18日に東証マザーズ市場へ新規上場予定ですが、やはり6社同時上場という厳しい日程が不安材料ですね。
また、アイドママーケティングコミュニケーションは同時上場銘柄のなかで、グローバルグループ(6189)の次に吸収金額が大きいため、同時上場による資金分散の影響は避けられそうにありません。
アイドママーケティングコミュニケーション(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アイドママーケティングコミュニケーション |
コード | 9466 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 野村証券 SBI証券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 SMBCフレンド証券 マネックス証券 |
上場日 | 3月18日 |
仮条件決定日 | 2月29日(1,300円~1,440円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月2日から3月8日まで |
公募価格決定日 | 3月9日(1,440円に決定) |
公募 | 700,000株 |
売出し | 900,000株 |
OA | 240,000株 |
吸収金額 | 28.3億円 |
想定価格 | 1,540円 |
アイドママーケティングコミュニケーションIPOの事業内容
アイドママーケティングコミュニケーションは、食品スーパーマーケットを始めとする流通小売業への販売促進に関わる企画・提案・デザイン・販促物の制作までをトータルサポートするサービス(統合型販促支援(ARRS)事業)を主に行っている企業です。
統合型販促支援(ARRS)は、Aidma Retail Support Systemの略称で、クライアントの要望に応じて「マーケティング」「データ分析」「リサーチ」「インターネット」「スマートフォン」等を取り入れたプロモーション企画を提供しています。
(※画像クリックで拡大)
アイドママーケティングコミュニケーションの業績は順調に推移しているようで、2016年3月期も売上高71.1億円(前期比:+8.1%)、経常利益7.2億円(前期比:+49.8%)と増収増益の予定です。
アイドママーケティングコミュニケーションのIPO評価
アイドママーケティングコミュニケーションIPOは、業績好調でそれなりのニーズもあると思いますが、吸収金額28.3億円(想定価格ベース)と大きめで、当選枚数も比較的多くて需給面に不安ありという印象です。
また、前から何度も書いていますが、3月18日は6社同時上場なので、どうしても規模の大きい銘柄は資金分散の影響を受けやすいと思います。
よって、アイドママーケティングコミュニケーションのIPO評価はCが妥当だと考えています。アイドママーケティングコミュニケーションは、公募価格をわずかに上回る初値が付きそうですが、公募価格を割れる可能性も頭の隅に入れておく必要があると思います。
アイドママーケティングコミュニケーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アイドママーケティングコミュニケーションIPOのBB(ブックビルディング)は、締め切り直前まで悩んで決める予定ですが、SBI証券だけはポイント狙いで必ず申し込みます。
みずほ証券 (主幹事) | BB未定 |
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野村証券 | BB未定 |
SBI証券 | BB申し込み |
岩井コスモ証券 | BB未定 |
SMBC日興証券 | BB未定 |
SMBCフレンド証券 | BB未定 |
マネックス証券 | BB未定 |
SBI証券はIPOの抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、コツコツとポイントを貯めることがIPOゲットの近道です。(※SBI証券のIPOチャレンジポイント)
岩井コスモ証券はIPO後期型なので、他の証券会社の抽選結果を確認後に申し込めるのがメリットです。
マネックス証券のIPOは100%完全抽選なので、口座開設したばかりの方でも公平にIPOをゲットするチャンスがあります。