アカツキ(3932)IPOのBB(ブックビルディング)が来月の3月1日からスタートします。アカツキIPOは3月17日に東証マザーズ市場へ新規上場する予定です。
翌日の3月18日は怒涛のIPO6社同時上場日ですが、アカツキは運良く前日に単独上場することになります。ただ、アカツキは日程的に恵まれていても、吸収金額73.2億円(想定価格ベース)という規模の大きさが気になるところです。
アカツキ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アカツキ |
コード | 3932 |
主幹事証券 | 野村証券 |
幹事証券 | 大和証券 みずほ証券 いちよし証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SMBC日興証券 岩井コスモ証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券 (委託) |
上場日 | 3月17日 |
仮条件決定日 | 2月26日(1,800円~1,930円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月1日から3月7日まで |
公募価格決定日 | 3月8日(1,930円に決定) |
公募 | 2,200,000株 |
売出し | 1,100,000株 |
OA | 495,000株 |
吸収金額 | 73.2億円 |
想定価格 | 1,930円 |
アカツキIPOの事業内容
アカツキは、「ゲームの力で世界に幸せを」というミッションを掲げながら、「サウザンドメモリーズ」「シンデレライレブン」「シンデレラナイン」などのソーシャルゲームを提供するソーシャルゲーム事業を展開しています。
ちなみに、アカツキという会社名は「世界に夜明けを」をという意味で、日本語の暁から取られているそうです。
(画像クリックで拡大)
アカツキの業績はゲーム関連企業らしく急成長を遂げていますね。ただ、ゲーム関連企業はゲームソフト1本の良し悪しで業績が急激に変化しますので、あくまで現状は好調といった程度にとどめておく方が無難だと思います。
アカツキのIPO評価
アカツキは、やはり吸収金額73.2億円(想定価格ベース)という規模の大きさが懸念材料です。また、ゲーム関連企業のIPOと聞くと、上場後に業績を下方修正したgumi(3903)や初値と公募価格が同値だったGunosy(6047)を思い出してしまいます。
ただ、アカツキの業績が伸びているのは確かで、単独上場というスケジュールもプラス要素と考えて良いと思います。
よって、アカツキのIPO評価はCが妥当だと考えています。アカツキは公募価格近辺の初値が付くのではと思いますが、どちらかというと公募価格を上回る可能性の方が高そうです。ただし、公募価格割れのリスクも頭に入れながらBB(ブックビルディング)に参加する必要があります。
アカツキIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アカツキIPOのBB(ブックビルディング)は、それなりに参加するつもりですが、最終的な判断はBB期間直前まで検討して決めたいと思います。3月17日までに上場するIPO銘柄の初値動向や地合によっては見送る可能性もあります。
野村証券 (主幹事) | BB申し込み |
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大和証券 | BB未定 |
みずほ証券 | BB未定 |
いちよし証券 | BB未定 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB未定 |
SMBC日興証券 | BB未定 |
岩井コスモ証券 | BB未定 |
SBI証券 | BB申し込み |
マネックス証券 | BB未定 |
カブドットコム証券 (委託) | BB未定 |
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