オークネット(3964)IPOが、今日(3月10日)から開始されています。オークネットは、2008年に非上場化していたので、約9年ぶりの再上場ということになります。
しかも、オークネットは昨年新規上場しようとして取り止めているので、あまり印象が良くありませんね。ただ、昨年より規模を約半分に抑えてきたことはプラス要素です。
オークネット(東証1部IPO)のIPO基本情報
銘柄名 | オークネット |
コード | 3964 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券 | みずほ証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 エース証券 いちよし証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 3月29日 |
仮条件決定日 | 3月9日(1,070円~1,100円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月10日から3月16日まで |
公開価格決定日 | 3月17日(1,100円に決定) |
申込期間 | 3月21日から3月24日まで |
公募 | 2,200,000株 |
売出し | 2,620,000株 |
OA | 723,000株 |
吸収金額 | 59.3億円 |
想定価格 | 1,070円 |
初値価格 | 1,300円 |
オークネットIPOの事業内容
オークネットは、中古車オークションを中心に、中古モバイルオークション、中古PCオークション、中古バイクオークション、花き(切花・鉢物)オークション、ブランドオークションなど、様々な分野のオークション関連事業を手掛けています。
オークネットの「バーチャルオークション」は、取引商品の評価・査定サービス、落札代行サービス、金融や保証のサポートサービスなど、商材に「信頼」という価値を付加し、会員企業が現物を見なくとも、安心して取引できるところがメリットです。
オークネットIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
オークネットIPOの業績は、全体的に悪くありませんが、やや頭打ちという印象も受けます。
オークネットのIPO評価
オークネットは、大型(吸収金額59.3億円)な再上場IPOなので、やや厳しそうな雰囲気です。ただ、オークネットは知名度が高く、業績も安定しているので、そこそこの評価は得られそうです。
また、上場市場が東証1部だとすれば、規模の大きさも気にするほどではありません。⇒東証1部に決定しました。
よって、オークネットのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。オークネットIPOは、上場日の地合いにもよりますが、公開価格付近で初値形成すると予想しています。
オークネットIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
オークネットIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。オークネットIPOは、想定価格(1,070円)が比較的安くて、リスクも小さそうなので、今の地合いが続くようならば、少し参加しても良いかなと考えています。
その場合は、主幹事の野村證券と100%完全抽選のマネックス証券に期待しています。
野村證券 (主幹事) | BB検討中 |
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みずほ証券 | BB検討中 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB不参加 |
エース証券 | 口座なし |
いちよし証券 | BB不参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
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