アクシスコンサルティング(9344)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月9日から始まります。
アクシスコンサルティングはハイエンド人材に特化した人材紹介事業やスキルシェア事業を展開しています。
アクシスコンサルティングはIPOラッシュ中の3社同時上場になるので、資金分散の影響が気になりますね。
アクシスコンサルティング(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アクシスコンサルティング |
コード | 9344(サービス業) |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 岡三証券 東海東京証券 岩井コスモ証券 LINE証券 岡三オンライン |
上場日 | 3月28日 |
仮条件決定日 | 3月8日(1,800円~1,950円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月9日から3月15日 |
公開価格決定日 | 3月16日 |
申込期間 | 3月17日から3月23日まで |
公募 | 600,000株 |
売出し | 450,000株 |
OA | 157,500株 |
吸収金額 | 19.9億円 |
時価総額 | 76.2億円 |
想定価格 | 1,650円 |
初値価格 | 3,030円 |
アクシスコンサルティングIPOの事業内容
アクシスコンサルティングは、ハイエンド人材領域における人材紹介及びスキルシェアの各サービスを展開しています。
ちなみに、ハイエンド人材とはコンサルタントなどの企業や社会の課題解決や価値創造を推進する高いレベルの専門性と能力を持った人材のことです。
アクシスコンサルティングはコンサルティングファーム向けのコンサルタント(正社員)採用サービス「アクシスコンサルティング」を運営しています。
また、連結子会社であるケンブリッジ・リサーチ研究所では事業会社向けの正社員採用サービスを提供しています。
さらに、アクシスコンサルティングはフリーランスのコンサルタントによる企業のニーズに合わせた課題解決支援サービス「フリーコンサルBiz」と、短期間・手軽にコンサルタントに相談できるデジタルプラットフォーム「コンパスシェア」も提供しています。
アクシスコンサルティングIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 主に営業人員及びスキルシェアのデジタルプラットフォームを含む新規事業開発・運営に係る人材等の採用にかかる費用(採用費、人件費)
- 新規登録者や新規顧客の獲得、認知度向上のための費用
- 当社グループの複合サービスをさらに活性化させるためのデータベース整備やサービスの拡充並びに基幹システムの改修にかかる開発費や運用費等の一部
アクシスコンサルティングIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
アクシスコンサルティングIPOの業績は概ね好調に推移しているようです。
アクシスコンサルティングのIPO評価
アクシスコンサルティングはArentとモンスターラボホールディングスとの3社同時上場になりますが、規模(吸収金額19.9億円)はさほど大きくなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりません。
また、人材関連事業は目新しさに欠けるものの安定した人気があり、業績も好調なことから、事業面で一定の評価を得られそうです。
よって、アクシスコンサルティングのIPO評価はCが妥当だと考えています。アクシスコンサルティングIPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
アクシスコンサルティングIPOの初値予想
2,500円 (想定価格比:+850円)
(※大手予想会社の初値予想:1,900円~2,300円)
(※大手予想会社の初値予想:2,200円~2,600円)
アクシスコンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アクシスコンサルティングIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。
主幹事の野村證券だけでなく、SMBC日興証券やSBI証券などの平幹事も申し込む予定です。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岡三証券 | BB検討中 |
東海東京証券 | BB検討中 |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
LINE証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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