ビーグリー(3981)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の3月2日から開始されます。ビーグリーIPOは、ジャパンエレベーターサービスホールディングスIPOとの同時上場になります。
また、ビーグリーIPOはマザーズ上場案件としては規模(吸収金額95億円)が大きいため、需給面で厳しそうな雰囲気ですね。
ビーグリー(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ビーグリー |
コード | 3981 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | SBI証券 マネックス証券 SMBCフレンド証券 いちよし証券 エース証券 岩井コスモ証券 |
上場日 | 3月17日 |
仮条件決定日 | 3月1日(1,820円~1,880円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月2日から3月8日まで |
公開価格決定日 | 3月9日(1,880円に決定) |
申込期間 | 3月10日から3月15日まで |
公募 | 384,700株 |
売出し | 4,309,900株 |
OA | 523,200株 |
吸収金額 | 95億円 |
想定価格 | 1,820円 |
初値価格 | 1,881円 |
ビーグリーIPOの事業内容
ビーグリーは、コミック配信サービス「まんが王国」をコンテンツプラットフォーム事業の主力サービスとして展開しています。
また、ビーグリーは「まんが王国」で 培った資産やノウハウを活用し、イラストや漫画で世の中の話題を発信していく分散型メディア「ETOPICA」と、漫画に特化したクラウドファンディングサービス「FUNDIY」も運営も行っています。
主力サービスの「まんが王国」では、「じっくり試し読み」の拡充により、販売サイトへの再訪や滞在時間増加を促すとともに、ユーザーによる課金に多様なボーナスポイントを用意して、利用頻度の高いユーザーがより満足できるサービスを提供しています。
ビーグリーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
ビーグリーIPOの業績は、概ね順調に推移しているようですが、可もなく不可もなくという印象です。
ビーグリーのIPO評価
ビーグリーの主力サービスである「まんが王国」は知名度が高く、全般的な事業内容も悪くありませんが、何と言っても規模(吸収金額95億円)の大きさがネックです。
また、売出株(4,309,900株)が公募株(384,700株)の10倍以上というのも印象が悪いですね。さらに、同時上場するジャパンエレベーターサービスホールディングスIPOの方が規模(吸収金額17.7億円)が小さいので、より資産分散の影響を受けそうです。
よって、ビーグリーのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。ビーグリーのビジネスモデルには魅力を感じますが、やはり規模(吸収金額95億円)が大き過ぎるため、公開価格近辺で初値形成すると予想しています。
ビーグリーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ビーグリーIPOのBB(ブックビルディング)は、締め切り直前まで検討して決める予定です。
ビーグリーIPOは、他の銘柄とBB期間が重なっているので、資金に余裕があれば一部参加するかもしれません。
ビーグリーIPOは当選枚数が多めなので、主幹事のSMBC日興証券と、100%完全抽選のマネックス証券は、特に期待出来そうです。
また、SBI証券は抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB検討中 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
SMBCフレンド証券 | ネット口座での取扱いなし? |
いちよし証券 | BB不参加 |
エース証券 | 口座なし |
岩井コスモ証券 | BB検討中 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社