BeeX(4270)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の2月7日から開始されます。BeeXはSAPなど基幹システムを中心としたエンタープライズシステムのクラウドインテグレーションなどを展開しています。
BeeXはテラスカイ(3915)の子会社なので親子上場になります。ただ、親子上場は以前ほど嫌われていないので、あまり気にしなくても良さそうですね。
BeeX(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | BeeX |
コード | 4270(情報・通信業) |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券(委託含む) | アイザワ証券 岡三証券 東洋証券 SBI証券 楽天証券 岡三オンライン |
上場日 | 2月24日 |
仮条件決定日 | 2月3日(1,370円~1,600円に決定) |
ブックビルディング期間 | 2月7日から2月14日 |
公開価格決定日 | 2月15日(1,600円に決定) |
申込期間 | 2月16日から2月21日まで |
公募 | 240,000株 |
売出し | 75,000株 |
OA | 47,200株 |
吸収金額 | 6.1億円 |
時価総額 | 36.8億円 |
想定価格 | 1,690円→公開価格:1,600円 |
初値価格 | 3,750円 |
BeeX(4270)IPOの事業内容
BeeX(ビーエックス)は企業の基幹システムの基盤環境をオンプレミスからクラウドへ移行するサービス並びにクラウド環境移行後の保守・運用サービスを提供することを主軸としたクラウドソリューション事業を行っています。
BeeXは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」と「マルチクラウド」という2つの領域を軸にサービスを展開しており、「クラウドインテグレーション」「MSP(マネージドサービスプロバイダ)」「クラウドライセンスリセール」の3つのサービスを提供しています。
クラウドインテグレーションでは、主にSAPシステムを中心とした基幹システムの基盤環境をオンプレミス環境からクラウド環境へ移行するための一連の業務を提供するサービスを行っています。
MSP(マネージドサービスプロバイダ)では、顧客企業がクラウド環境に構築したシステムの仮想サーバーやネットワークの監視及び運用保守等を顧客企業の代わりに行うサービスを提供しています。
クラウドライセンスリセールでは、主に顧客企業が利用するクラウド環境の提供元であるAWS社やMicrosoft社及びGoogle社からライセンスを仕入れ、顧客企業に販売することで月額課金を代行する業務を行っています。
BeeX(4270)IPOの事業系統図
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IPOによる手取金の使途
- 人材の採用等に係る費用及び人件費
- 主にクラウドライセンスリセールにおける仕入のための銀行借入金の返済資金
BeeX(4270)IPOの業績
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BeeXの業績は急激に伸びていて好調そうです。
BeeXのIPO評価
BeeXはマザーズへの単独上場で規模(吸収金額6.1億円)が小さく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もないため、需給面で人気を集めると思います。
また、BeeXはIPOで人気のクラウドやDX(デジタルトランスフォーメーション)というテーマ性がある事業を展開していることでも関心を集めそうです。
よって、BeeXのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。BeeX(ビーエックス)IPOは公開価格の2倍前後で初値形成すると予想しています。
BeeX(4270)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
BeeX(4270)IPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で申し込む予定です。主幹事の大和証券を中心に、SBI証券や岡三オンラインなどの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
大和証券 (主幹事) | BB参加 |
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アイザワ証券 | 口座なし |
岡三証券 | BB参加 |
東洋証券 | ネット口座での取扱いなし |
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
岡三オンライン | BB参加 |
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