ベネフィットジャパン(3934)IPOのBB(ブックビルディング)が、明日の3月8日から(3月14日まで)からスタートします。
ベネフィットジャパンは、ウイルプラスホールディングス(3538)共に3月24日同時上場予定です。3月18日の6社同時上場よりマシですが、やはり資金の分散は気になるところです。
ベネフィットジャパン(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ベネフィットジャパン |
コード | 3934 |
主幹事証券 | 大和証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 エイチ・エス証券 いちよし証券 SBI証券 マネックス証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 3月24日 |
仮条件決定日 | 3月4日(1,680円~1,980円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月8日から3月14日まで |
公募価格決定日 | 3月15日(1,980円に決定) |
公募 | 250,000株 |
売出し | 200,000株 |
OA | 67,500株 |
吸収金額 | 10.5億円 |
想定価格 | 2,020円 |
ベネフィットジャパンIPOの事業内容
ベネフィットジャパンは、MVNO(仮想移動体通信事業者)事業、契約加入取次事業、天然水宅配事業を主たる事業としている企業です。
また、ベネフィットジャパンは「情報通信サービスでお客様のライフスタイルを楽しく便利に」を経営方針とし、販売会社から通信事業者への転換を図りつつ、「笑顔でつなぐ、みんなの未来」をキャッチフレーズに事業を展開しています。
(※画像クリックで拡大)
ベネフィットジャパンの業績には波がありますが、2016年3月期は売上高が前期比0.7%減の42.2億円、経常利益が前期比67.8%増の4.6億円と減収増益の見通しになっています。
ベネフィットジャパンのIPO評価
ベネフィットジャパンIPOは、マザーズ市場のネット系という点はプラス要素ですが、吸収金額10.5億円(想定価格ベース)とそこそこの規模で、2社同時上場というのも懸念材料です。
また、MVNO(仮想移動体通信事業者)ビジネスはまだまだ需要がありそうですが、ベネフィットジャパンが展開している「オンリーモバイル」や「オンリースマイル」は聞いたことが無かったので、あまり知名度は高くなさそうです。
ただ、ベネフィットジャパンは同時上場のウイルプラスホールディングスと比べると、需給面や事業内容でIPO的に見栄えが良くて人気を集めそうです。
よって、ベネフィットジャパンのIPO評価はCが妥当だと考えています。ベネフィットジャパンは、きっちりと公募価格を上回る初値が付くと思いますが、過度な期待は出来ないといった印象です。
ベネフィットジャパンIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ベネフィットジャパンIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。ベネフィットジャパンは、同時上場するウイルプラスホールディングスより利益を得られる可能性が高く、公募割れリスクも少ないと感じています。
大和証券 (主幹事) | BB申し込み |
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エイチ・エス証券 | BB申し込み |
いちよし証券 | BB申し込み |
SBI証券 | BB申し込み |
マネックス証券 | BB申し込み |
SBI証券は抽選に外れてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、貯めたポイントを利用してIPOをゲットすることも可能です。(※SBI証券のIPOチャレンジポイント解説)
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