田辺工業(1828)の立会外分売が発表されました。田辺工業は3月1日に続いて今年2度目の立会外分売になります。
前回の立会外分売は、分売価格1,541円に対して1,558円で始まり、1,565円の高値を付ける場面もありましたが、終値は1,523円と分売価格割れで取引を終えています。
ちなみに、田辺工業は3月31日に株式分割(2分割)を行っているので、前回の立会外分売は分割前の株価です。
銘柄名 | 売買予定期間 | 売買単位 | 分売株式数 | 申込数量限度 |
---|---|---|---|---|
田辺工業(1828) | 8/23~8/25 | 100株 | 200,000株 | 1,000株 |
(※8月5日現在)
立会外分売実施の目的は、株式の分布状況の改善および流動性の向上です。また、田辺工業は立会外分売の実施に合わせて株主優待の新設も発表しています。
田辺工業の株主優待内容
(※画像クリックで拡大)
田辺工業は流動性に乏しくて価格も安いので旨みは少なそうです。ただ、東証1部昇格への期待感があり、9月末には株主優待の権利も得られるので、長い目で見れば面白いかもしれません。
分売実施まではまだ日があるので、今後の株価推移も参考にしながら、参加不参加を決めたいと思います。
立会会外分売では、IPO(新規公開株)ような大きい利益は得られませんが、IPOよりも比較的当選しやすいので、ローリスクで利益を得ることが可能な投資方法です。
立会外分売には、IPO投資でも必須のSBI証券やマネックス証券をはじめ、松井証券、野村證券、ライブスター証券、丸三証券、楽天証券なら、ネットから申し込むことが出来ます。
初心者の方にオススメのIPO証券会社ランキング