キャリア(6198)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の6月10日から(6月16日まで)スタートします。キャリアIPOは単独上場(6月27日)なので日程に恵まれており、わりと期待できる銘柄だと思います。
ただ、6月のIPOラッシュも後半に差し掛かり、買い疲れなどが出始める時期なので、その点は注意が必要です。
キャリア(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | キャリア |
コード | 6198 |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券 | みずほ証券 大和証券 SBI証券 岩井コスモ証券 エース証券 マネックス証券 |
上場日 | 6月27日 |
仮条件決定日 | 6月9日(1,850円~1,950円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月10日から6月16日まで |
公募価格決定日 | 6月17日(1,950円に決定) |
申込期間 | 6月20日から6月23日まで |
公募 | 150,000株 |
売出し | 345,000株 |
OA | 74,200株 |
吸収金額 | 10.5億円 |
想定価格 | 1,850円 |
キャリアIPOの事業内容
キャリアは、深刻な高齢化社会において、老後の暮らしの安心確保と慢性的な労働力不足を解消するために、シニアワーク事業とシニアケア事業を展開している企業です。
シニアワーク事業では、ビルメンテナンス、ベッドメイキング、オフィスワーク、ロジスティックス向けに人材派遣や業務請負を行っています。
シニアケア事業では、医療や介護労働力の不足を解消するために、看護師や介護士の人材派遣や人材紹介を行っています。
キャリアの事業内容は一言で言えば人材派遣業ですが、シニア層を主なターゲットにしているところは社会的意義を感じますね。
キャリアIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
キャリアIPOの業績は、右肩上がりで順調に推移しており、概ね好調と言って良いと思います。シニア向けの事業内容は時代にマッチしており、今後の伸びも期待出来そうです。
キャリアのIPO評価
キャリアIPOは、他のIPO銘柄と比べて中規模(想定価格ベースで吸収金額10.5億円)なので、需給面での有利さはあまり感じられませんが、高齢者雇用というテーマ性と好調な業績から人気を集めそうです。
また、キャリアIPOは単独上場で、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらない点もプラスに働きそうです。
よって、キャリアのIPO評価はBが妥当だと考えています。キャリアIPOは、初値高騰とはいかないまでも、公募価格をキッチリと上回る初値形成になると予想しています。
キャリアIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
キャリアIPOのBB(ブックビルディング)スタンスは、全力で臨むつもりです。キャリアIPOは他のIPOより規模が大きい分、当選する可能性も高く、ある程度の利益も得られると思いますので、積極的に参加する価値はあると思います。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
エース証券 | 口座無し |
マネックス証券 | BB参加 |
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