ククレブ・アドバイザーズ(276A)IPOのBB(ブックビルディング)が、今月の11月12日からスタートします。

ククレブ・アドバイザーズはAIを中心とした不動産テックシステムを活用したCRE(企業不動産)へのソリューション提供及び不動産テックシステムの開発・販売を行っています。

ククレブ・アドバイザーズは直近のガーデンから約1週間空けての新規上場になるので、日程に問題はありませんね。

ククレブ・アドバイザーズIPOのBBスタンスとIPO評価

ククレブ・アドバイザーズ(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名ククレブ・アドバイザーズ
コード276A(不動産業)
主幹事証券みずほ証券
幹事証券(委託含む)楽天証券
水戸証券
極東証券
上場日11月28日
仮条件決定日11月8日(890円~950円に決定)
※上限突破の可能性あり(712円~1,140円)
ブックビルディング期間11月12日から11月18日まで
公開価格決定日11月19日950円に決定)
申込期間11月20日から11月25日まで
公募640,000株
売出し570,900株
OA181,600株
吸収金額14.6億円
時価総額43.1億円
想定価格1,050円→公開価格:950円
初値価格1,250円

ククレブ・アドバイザーズIPOの事業内容

ククレブ・アドバイザーズは企業が抱えるCRE(企業不動産)に関する様々なニーズや課題に対して、不動産テックを活用し企業にとって最適なソリューションをカスタムメイドによって提案・サービスの提供などを行うCREソリューション事業を展開しています。

CREソリューションビジネスでは、自社開発の不動産テックシステムを自ら活用し、不動産投資/不動産売買、CRE戦略アドバイザリー等を手がけています。

不動産テックビジネスでは、CRE営業に関する業務効率向上、DX化に資する不動産テックシステムの開発及びサブスクリプションサービスを販売しています。

CREソリューション事業

CREマーケットは民間法人の保有不動産のストック数に比べ、不動産情報の流通量が少なく、情報の非対称性や秘匿性により難易度の高いマーケットと言えます。このような中、ククレブ・アドバイザーズは大手不動産会社や中堅・中小の不動産会社が積極的に取り扱わない独自の分野にポジショニングしています。

ククレブ・アドバイザーズのポジショニング

不動産テックを活用したCREソリューション事例

不動産テックを活用したCREソリューション事例

ククレブ・アドバイザーズIPOの事業系統図

ククレブ・アドバイザーズの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 人件費関連の資金
  2. 広告宣伝費
  3. 本店移転経費

ククレブ・アドバイザーズIPOの業績

ククレブ・アドバイザーズの業績

(※画像クリックで拡大)

ククレブ・アドバイザーズIPOの業績は概ね好調そうです。

ククレブ・アドバイザーズのIPO評価

ククレブ・アドバイザーズの規模(吸収金額14.6億円)はさほど大きくなく、スケジュールにも恵まれているため、需給面は良好だと思います。

また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が見当たらず、上位株主には価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのもプラス要素です。

さらに、不動産セクターはIPOで人気になりにくい印象ですが、不動産テックというテーマ性があって業績も好調に推移しているため、事業面でも一定の評価を得られそうです。

よって、ククレブ・アドバイザーズのIPO評価はBが妥当だと考えています。ククレブ・アドバイザーズIPOは公開価格の1.5倍前後で初値形成すると予想しています。

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ククレブ・アドバイザーズIPOの初値予想

ククレブ・アドバイザーズIPOの初値予想は、仮条件決定後(11月8日以降)に追記させていただきます。

1,330円 (想定価格比:+380円)

↓(上場直前の初値予想)

1,230円 (公開価格比:+280円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:1,000円)

ククレブ・アドバイザーズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ククレブ・アドバイザーズIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加する予定です。主幹事のみずほ証券と平幹事の楽天証券に申し込むつもりです。

ククレブ・アドバイザーズIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
みずほ証券 (主幹事)BB参加
楽天証券BB参加
水戸証券口座なし
極東証券口座なし


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