クロスフォー(7810)IPOのBB(ブックビルディング)が、明後日(6月30日)からスタートします。
クロスフォーIPOは、ジェイ・エス・ビーIPOとの同時上場ですが、今のところその後のIPOが新規承認されていないので、さほど気にする必要は無いと思います。
ただ、クロスフォーIPOはジャスダック案件で、想定価格(720円)も安いため、あまり大きな利益は得られそうにありませんね。
クロスフォー(東証ジャスダックIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | クロスフォー |
コード | 7810 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 野村證券 岩井コスモ証券 水戸証券 マネックス証券 |
上場日 | 7月20日 |
仮条件決定日 | 6月28日(710円~730円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月30日から7月6日まで |
公開価格決定日 | 7月7日(730円に決定) |
申込期間 | 7月11日から7月14日まで |
公募 | 1,500,000株 |
売出し | 0株 |
OA | 225,000株 |
吸収金額 | 12.4億円 |
想定価格 | 720円 |
初値価格 | 1,051円 |
クロスフォーIPOの事業内容
クロスフォーは、特許技術である「Dancing Stone」を用いて、その独自の技術を利用した国内向けジュエリー・アクセサリー製品の製造販売と、海外向けパーツの製造販売を主な事業として展開しています。
ちなみに、「Dancing Stone」は、日本、米国、中国、カナダ、オーストラリア、欧州、韓国、台湾、ロシアにおいて特許を取得しており、その他10か国以上において特許申請中のようです。
国内向け製品製造販売では、主に宝飾品の卸・小売業者からのOEM受注により、「Dancing Stone」の技術を使用した各社ブランドのジュエリー・アクセサリー製品を製造販売しています。
また、クロスフォーのブランド製品は、「Dancing Stone」の技術や、「クロスフォーカット」の技法を採用したキュービックジルコニア等を用い、クロスフォーのオリジナルアクセサリー製品として、宝飾品の卸・小売業者へ販売しております。
海外向けパーツ販売では、特許技術である「Dancing Stone」を用いた製品の製造に必要なパーツを海外市場へ向けて販売しています。
クロスフォーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
クロスフォーの業績は、右肩上がりで伸びているようです。ただし、2017年7月期の業績は、増収減益の見通しになっています。
クロスフォーのIPO評価
クロスフォーは、上場市場がジャスダックで、規模(吸収金額12.4億円)も小さくなく、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株もやや気になるため、需給面に優位性は感じられません。
また、ジュエリー・アクセサリー製品の製造販売という事業内容も新鮮味に欠けますが、公募株のみで業績も悪くないため、それなりの評価は得られそうです。
よって、クロスフォーのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。クロスフォーIPOは、公開価格を上回る可能性が高そうですが、多少の利益が得られる程度だと予想しています。
クロスフォーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
クロスフォーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。
クロスフォーIPOは、当選枚数が比較的多いため、主幹事のみずほ証券だけでなく、平幹事のSMBC日興証券、SBI証券
、マネックス証券などでもチャンスがありそうです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
野村證券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB参加 |
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