シーユーシー(9158)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の6月5日からスタートします。
シーユーシーは医療機関向け支援事業、行政・企業向け医療コンサルティング事業、訪問看護・ホスピス事業などを行っています。
シーユーシーは6月後半から始まるIPOラッシュの幕開けとなる銘柄で、オービーシステムとの同時上場になります。
シーユーシー(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | シーユーシー |
コード | 9158(サービス業) |
主幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 みずほ証券 ゴールドマン・サックス証券 |
幹事証券(委託含む) | SMBC日興証券 SBI証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 auカブコム証券 |
上場日 | 6月21日 |
仮条件決定日 | 6月5日(1,800円~1,920円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月5日から6月9日 |
公開価格決定日 | 6月12日(1,920円に決定) |
申込期間 | 6月13日から6月16日まで |
公募 | 6,400,000株(国内:3,088,000株 海外:3,312,000株) |
売出し | 0株 |
OA | 960,000株 |
吸収金額 | 122.9億円(国内:67.6億円 海外:55.3億円) |
時価総額 | 484.8億円 |
想定価格 | 1,670円→公開価格:1,920円 |
初値価格 | 4,430円 |
シーユーシーIPOの事業内容
シーユーシーは医療機関向け支援事業として、超高齢社会の中で厳しい経営環境に置かれる医療機関に対して、経営支援、医療給食、不動産賃貸等のサービスを提供しています。
経営支援としては、医療機関に経営支援人材を派遣して安定的な経営を支えるとともに、M&A、病床転換、クリニック新規開設等の規模拡大支援を行ています。
また、シーユーシーは行政・企業向け医療コンサルティング事業として、自治体や企業に対して新型コロナウィルス感染症ワクチン接種支援サービスなども提供しています。
さらに、シーユーシーは看護師やセラピストが訪問看護サービスを提供する居宅訪問看護事業と、在宅ホスピス施設に入居する末期がんや神経難病等を患う利用者に対して、訪問看護や訪問介護サービスを提供する在宅ホスピス事業も展開しています。
IPOによる手取金の使途
- 新規の在宅ホスピス施設開設に係る建設資金のための投融資
シーユーシーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
シーユーシーIPOの業績は概ね堅調に推移しているようです。
シーユーシーIPOの評価
シーユーシーはオービーシステムとの同時上場で、規模(吸収金額122.9億円)が大きく、IPOで不人気な親子上場(エムスリー(2413)の子会社)でもあるため、需給面にやや不安があります。
ただ、シーユーシーは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分比率によって状況が変わる可能性はあります。
また、シーユーシーは売出株ゼロの公募株のみで、VC(ベンチャーキャピタル)保有株が見当たらないのもプラス要素です。
さらに、シーユーシーはヘルスケアや介護というテーマ性がある事業を展開していることでも関心を集めそうです。
よって、シーユーシーのIPO評価はCが妥当だと考えています。シーユーシーIPOは公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。
シーユーシーIPOの初値予想
シーユーシーIPOの初値予想は、仮条件決定後(6月5日以降)に追記させていただきます。
2,300円 (想定価格比:+630円)
(※大手予想会社の初値予想第一弾:1,900円~2,300円)
(※大手予想会社の初値予想第二弾:2,100円~2,500円)
↓(上場直前の初値予想)
2,500円 (公開価格比:+580円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:2,500円)
シーユーシーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
シーユーシーIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところそれなりに参加するつもりです。
主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券とみずほ証券だけでなく、SBI証券や松井証券などの平幹事にも申し込む予定です。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
ゴールドマン・サックス証券 (主幹事) | 口座なし |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
auカブコム証券 | BB検討中 |
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