サイバートラスト(4498)IPOのBB(ブックビルディング)が、月末の3月31日から開始されます。
サイバートラストは、電子認証サービスやセキュリティ事業などを展開している企業です。
ちなみに、サイバートラストは昨年の4月に新規上場を中止していたので、仕切り直しての新規上場になりますね。
サイバートラスト(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | サイバートラスト |
コード | 4498(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | 大和証券 SBI証券 いちよし証券 楽天証券 |
上場日 | 4月15日 |
仮条件決定日 | 3月29日(1,600円~1,660円に決定) |
ブックビルディング期間 | 3月31日から4月5日まで |
公開価格決定日 | 4月6日(1,660円に決定) |
申込期間 | 4月7日から4月12日まで |
公募 | 250,000株 |
売出し | 300,000株 |
OA | 82,500株 |
吸収金額 | 10.5億円 |
時価総額 | 64.9億円 |
想定価格 | 1,660円→公開価格:1,660円 |
初値価格 | 6,900円 |
サイバートラストIPOの事業内容
サイバートラストは、社会のDX(デジタルシフト・デジタルトランスフォーメーション)市場の拡大にともない、ITインフラに関わる専門性・中立性の高い技術で、安心・安全な社会を実現するために、トラストサービス事業( 認証・セキュリティサービス、OSSサービス、 IoTサービス)を展開しています。
認証・セキュリティサービスでは、認証局を国内に持つ認証事業者として、SSL/TLS証明書「SureServer」を提供しています。
また、サイバートラストはデバイス証明書管理サービス「サイバートラストデバイスID」や、本人確認・電子署名サービス「iTrust」なども提供しています。
OSSサービスでは、Linux OS「MIRACLE LINUX」をはじめ、統合監視ツール「MIRACLE ZBX」やバックアップソフトなどのオープンソースソフトウェアを提供しています。
IoTサービスでは、IoTなどの組込み機器の開発向けの組込みLinux「EMLinux」、IoT機器のセキュリティ状態を一気通貫で管理できる「セキュアIoTプラットフォーム」、IoT製品の継続的な開発と長期利用を支援するサービス「EM+PLS(イーエムプラス)」などを提供しています。
サイバートラストIPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 認証・セキュリティサービスにおける設備投資
- OSSサービスにおける設備投資
- IoTサービスにおける設備投資
サイバートラストIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
サイバートラストIPOの業績は概ね好調に推移しているようですね。
サイバートラストのIPO評価
サイバートラストは、前回よりも株数が23万株増えていて、想定価格も510円アップしているため、吸収金額も4.6億円から10.5億円へと大きくなっています。ただ、それでも小型なので問題はないと思います。
また、セキュリティやIoT事業はIPOで根強い人気があり、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄としても注目されそうです。
ちなみに、サイバートラストはSBテクノロジー(4726)の子会社なので親子上場になりますが、以前ほど懸念されないので、あまり気にする必要はないと思います。
よって、サイバートラストのIPO評価は、Aが妥当だと考えています。サイバートラストIPOは、初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。
サイバートラストIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
サイバートラストIPOのBB(ブックビルディング)は、当然ながら全力で臨むつもりです。
主幹事のみずほ証券はもちろんのこと、SBI証券や楽天証券などの平幹事も全て申し込んで当選を狙いたいと思います。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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大和証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社