ダイナミックマッププラットフォーム(336A)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の3月11日から開始されます。

ダイナミックマッププラットフォームは自動運転や先進運転支援システムのための高精度3次元データを提供しています。

ダイナミックマッププラットフォームはIPOラッシュ後半でのZenmuTechとの同時上場になるので、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。

ダイナミックマッププラットフォームIPOのBBスタンスとIPO評価

ダイナミックマッププラットフォーム(東証グロースIPO)のIPO基本情報

銘柄名ダイナミックマッププラットフォーム
コード336A(情報・通信業)
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)大和証券
みずほ証券
SBI証券
野村證券
岩井コスモ証券
マネックス証券
楽天証券
松井証券
岡三証券
あかつき証券
岡三オンライン
SBIネオトレード証券
上場日3月27日
仮条件決定日3月10日(1,130円~1,200円に決定)
ブックビルディング期間3月11日から3月17日まで
公開価格決定日3月18日(1,200円に決定)
申込期間3月19日から3月25日まで
公募4,344,000株→4,810,000株
(国内:3,302,700株
海外:1,507,300株)
売出し320,100株1,350,000株→1,620,000株
(国内:1,112,300株
海外:507,700株)
OA699,600株924,000株→964,500株)
吸収金額60.6億円80億円→83.6億円
(国内:60.8億円
海外:22.8億円)
時価総額261.7億円→267億円
想定価格1,130円→公開価格:1,200円
初値価格初値決定後に追記

SMBC日興証券 オンライントレード

ダイナミックマッププラットフォームIPOの事業内容

ダイナミックマッププラットフォームは日本・北米・欧州・韓国・中東において、自動運転や先進運転支援システム向けビジネスと、自動運転及び先進運転支援システム用途以外でのソリューション提供の両輪でグローバルに事業展開をしています。

ダイナミックマッププラットフォームは自動運転や先進運転支援システムを開発・提供する自動車メーカー等に整備したHDマップ(High Definition Map(高精度3次元地図データ))をライセンス供与することで収益化しています。

高精度3次元地図データ

また、ダイナミックマッププラットフォームは自動運転や先進運転支援システム向け以外へのHDマップの用途拡大や、HDマップに関する技術を活用したソリューション提供も行っています。

高精度3次元地図の多用途展開

ダイナミックマッププラットフォームは日系自動車メーカー10社(いすゞ自動車、スズキ、SUBARU、ダイハツ工業、トヨタ自動車、日産自動車、日野自動車、本田技研工業、マツダ、三菱自動車工業)他を株主として設立されたことから、日系大手自動車メーカー及び日本政府との強固な関係性を構築しています。

IPOによる手取金の使途

  1. オートモーティブビジネス向け高精度3次元位置情報の整備・更新
  2. 海外事業拡大の為の子会社宛投融資
  3. 3Dデータビジネス向け高精度3次元位置情報の整備・更新
  4. 研究開発費用

ダイナミックマッププラットフォームIPOの業績

ダイナミックマッププラットフォームの業績

(※画像クリックで拡大)

ダイナミックマッププラットフォームIPOの売上は急伸していますが、利益はまだ赤字ですね。

ダイナミックマッププラットフォームのIPO評価

ダイナミックマッププラットフォームはIPOラッシュ後半でのZenmuTechとの同時上場で、規模(吸収金額60.6億円)も大きいのが気掛かりです。

また、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が多く、公開価格の1.5倍及び3倍でロックアップが解除されるのも懸念材料です。

ただ、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分次第で状況も変化しそうです。

さらに、ダイナミックマッププラットフォームの業績は赤字ですが、自動運転という高いテーマ性があるため、それでも事業面で注目されると思います。

よって、ダイナミックマッププラットフォームのIPO評価はBが妥当だと考えています。ダイナミックマッププラットフォームIPOは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。

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ダイナミックマッププラットフォームIPOの初値予想

ダイナミックマッププラットフォームIPOの初値予想は、仮条件決定後(3月10日以降)に追記させていただきます。

1,800円 (想定価格比:+600円)

ダイナミックマッププラットフォームIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ダイナミックマッププラットフォームIPOのBB(ブックビルディング)は積極的に参加するつもりです。

主幹事のSMBC日興証券をはじめ、平幹事のマネックス証券松井証券なども申し込む予定です。

ダイナミックマッププラットフォームIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
大和証券BB参加
みずほ証券BB参加
SBI証券BB参加
野村證券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
マネックス証券BB参加
楽天証券BB参加
松井証券BB参加
岡三証券BB不参加
あかつき証券口座なし
岡三オンラインBB参加


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