ユカリアIPOのBBスタンスとIPO評価！病院経営サポートIPO

ユカリア（266A）IPOのBB（ブックビルディング）が、明後日（11月26日）から開始されます。

ユカリアは病院経営において発生するあらゆる課題に対応する病院経営サポート事業などを展開しています。

ユカリアはIPOラッシュ序盤での単独上場なので、スケジュールに問題はありませんね。

ユカリア（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	ユカリア
コード	286A（サービス業）
主幹事証券	SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 モルガン・スタンレーMUFG証券
幹事証券（委託含む）	岡三証券 極東証券 松井証券 SBIネオトレード証券 auカブコム証券 岡三オンライン
上場日	12月12日
仮条件決定日	11月25日（1,020円～1,060円に決定） ※上限突破の可能性あり（816円～1,272円）
ブックビルディング期間	11月26日から12月2日まで
公開価格決定日	12月3日（1,060円に決定）
申込期間	12月4日から12月9日まで
公募	3,942,900株
売出し	6,368,000株
OA	1,546,600株
吸収金額	120.9億円
時価総額	387.4億円
想定価格	1,020円→公開価格：1,060円
初値価格	初値決定後に追記

ユカリアIPOの事業内容

ユカリアは医療機関への総合経営支援サービス（医療経営総合支援事業）の提供を中心に、入居相談・施設紹介、高齢者向け介護施設の運営（シニア関連事業）、コンタクトレンズの製造・販売（高度管理医療機器事業）、治療経過データ解析及び製薬企業向け営業活動支援サービス（その他事業）のヘルスケア関連事業を行っています。

医療経営総合支援事業では、経営コンサルティングだけでなく、資金調達から購買や地域連携、病院の建て替え対応まで、病院経営を行っていく中で発生するあらゆる課題に対応しています。

ユカリアは経営改善シナリオの策定のみならず、資金繰り改善や各種業務プロセス改善までを自社単独で支援することで、競争優位性を高めています。

シニア関連事業では、日本全国の高齢者施設を簡単に検索できるポータルサイト「さがしっくす」と、対面型の紹介センター「あいらいふ入居相談室」「まごころ入居相談」を運営しています。

また、介護付き高級老人ホームを含め、一都二県で12施設を運営しています。当施設においては、各種システムを導入し、介護従事者の業務効率の向上を図るとともに、要介護者の家族に向け介護の様子や健康状態を確認できるサービスを提供しています。

高度管理医療機器事業では、自社の子会社である株式会社シンシアにおいて、高度管理医療機器であるコンタクトレンズの製造・販売を行っています。

ユカリアは医療経営総合支援事業とシニア関連事業が持つ医療・介護現場アセットをレバレッジさせることで、アセットライトなビジネスの成長や連続的なM&Aを実現し、持続的な成長を成し遂げています。

IPOによる手取金の使途

1. 提携医療法人支援サービスにおける不動産取得費用
2. 人件費及び採用費

ユカリアIPOの業績

（※画像クリックで拡大）

ユカリアIPOの業績は好調に推移しているようです。

ユカリアのIPO評価

ユカリアは規模（吸収金額120.9億円）が大きくて売出し株も多いため、需給面に不安があります。

ただ、欧州及びアジアを中心とする海外市場（米国及びカナダを除く）への販売や、合計で30億円を上限とした親引けも予定されているため、その分規模は縮小されます。

また、ユカリアは介護や福祉というテーマ性がある事業を展開していて、業績も伸びていることから、事業面ではそれなりの評価を得られそうです。

よって、ユカリアのIPO評価はCが妥当だと考えています。ユカリアIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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ユカリアIPOの初値予想

ユカリアIPOの初値予想は、仮条件決定後（11月25日以降）に追記させていただきます。

ユカリアIPOのBB（ブックビルディング）スタンス

ユカリアIPOのBB（ブックビルディング）は検討中です。ただし、主幹事のSBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので申し込む予定です。

ユカリアIPOのBB（ブックビルディング）スタンス

SBI証券 （主幹事）	BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 （主幹事）	BB検討中
モルガン・スタンレーMUFG証券 （主幹事）	口座なし
岡三証券	BB不参加
極東証券	口座なし
松井証券	BB検討中
SBIネオトレード証券	BB検討中
auカブコム証券	BB検討中
岡三オンライン	BB検討中

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