ユカリア(266A)IPOの仮条件が決まっています。ちなみに、ユカリアIPOはすでに上場しているシンシア(7782)の親会社なので親子上場になります。
ユカリアは前後のIPOと適度に間隔を空けての単独上場なので、スケジュールには恵まれているほうですね。
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ユカリアIPOの仮条件
1,020円~1,060円
ユカリアIPOの仮条件は、想定価格の1,020円を下限に上方へやや拡げて設定されています。
ちなみに、ユカリアIPOの公開価格が仮条件の上限で決まると、吸収金額は120.9億円から125.7億円にアップします。
また、IPOの新ルールが適用されているため、公開価格は仮条件の下限の80%以上かつ上限の120%以下の価格である816円以上1,272円以下の範囲内で決定する可能性があります。
ユカリアIPOの初値予想
1,110円 (想定価格比:+90円)
ユカリアIPOは規模(吸収金額125.7億円)が大きく、売出し株も多いのが懸念材料です。
ただ、ユカリアIPOは欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売や、合計で30億円を上限とした親引けも予定されています。
しかし、それでも規模が大きいことに変わりはありません。
また、医療機関の経営支援や高齢者施設の紹介や運営は、今後の高齢化社会においてさらなる需要が見込め、業績も好調に推移しているため、事業面で一定の評価を得られそうです。
よって、ユカリアIPOは公開価格を約5%上回る1,110円を目途に初値形成すると予想しています。
ユカリアIPOの幹事団
主幹事証券 | SBI証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 モルガン・スタンレーMUFG証券 |
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幹事証券 | 岡三証券 極東証券 松井証券 SBIネオトレード証券 auカブコム証券 岡三オンライン |
ユカリアIPOの当選枚数は多いため、主幹事のSBI証券と共同主幹事の三菱UFJモルガン・スタンレー証券なら、かなり期待できそうです。
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