富士ソフトサービスビューロ(6188)IPOのBB(ブックビルディング)が来週の2月26日から(3月3日まで)スタートします。富士ソフトサービスビューロが新規上場する3月15日は、ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)と富山第一銀行(7184)も新規上場する予定なので3社同時上場となります。

個人的には、この3社の中では富士ソフトサービスビューロが一番手と考えていますが、それでも初値が高騰するというような状況にはならないと思います。

富士ソフトサービスビューロ

富士ソフトサービスビューロ(JQS)のIPO基本情報

銘柄名富士ソフトサービスビューロ
コード6188
主幹事証券野村証券
幹事証券みずほ証券
SMBC日興証券
大和証券
SBI証券
上場日3月15日
仮条件決定日2月24日(800円~890円に決定)
ブックビルディング期間2月26日から3月3日まで
公募価格決定日3月4日(890円に決定)
公募352,000株
売出し352,000株
OA105,600株
吸収金額7.2億円
想定価格890円

富士ソフトサービスビューロの事業内容

富士ソフトサービスビューロは、民間企業や官公庁に対して、運用業務や業務処理などの受託を行うBPO事業を営む単一セグメントの会社です。富士ソフトサービスビューロは、コンタクトセンター事業、BPOサービス事業、オフィスサポートサービス事業、システムサービス事業を柱に、多様な連携が可能なビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)を展開しています。

ちなみに、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)とは、官公庁及び地方公共団体並びに企業等の業務プロセスの一部について、業務の企画や設定から実施までを含めて外部委託することだそうです。

また、富士ソフトサービスビューロは、親会社である富士ソフト(9749)を中心とした企業グループに属しているという点で注目されています。

富士ソフトサービスビューロ業績

(※画像クリックで拡大)

富士ソフトサービスビューロの業績は順調に推移しているようなので、ある程度安定した経営がなされていると考えて良さそうです。ただ、富士ソフトサービスビューロの事業内容に特段の目新しさなどは感じられませんね。

富士ソフトサービスビューロのIPO評価

富士ソフトサービスビューロは吸収金額7.2億円(想定価格ベース)とコンパクトで、想定価格も890円と手の出しやすい価格なので、そこそこの人気を集めそうです。

ただ、3社同時上場なので、どうしても資金の分散は避けられません。また、富士ソフトサービスビューロは同時上場する3社の中で一番有利だと思いますが、事業内容から初値高騰は想像しにくいですね。

よって、富士ソフトサービスビューロのIPO評価はBが妥当だと考えています。富士ソフトサービスビューロは、ほぼ確実に公募価格を上回る初値形成になると思いますので、数万円程度の利益は得られそうです。

富士ソフトサービスビューロIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

富士ソフトサービスビューロIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で臨む予定です。富士ソフトサービスビューロは3月15日に同時上場する銘柄の中で一番公募割れリスクが少なそうなので、BB(ブックビルディング)する価値は有ると思いますが、大きな利益は望めないという印象です。

富士ソフトサービスビューロIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
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SMBC日興証券BB申し込み
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