フラー(387A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の7月7日から開始されます。
フラーはデジタルに特化したもの創りのプロフェッショナルが総力を結集し、スマホアプリやウェブに関わる支援を行っています。
ちなみに、フラーは2023年7月に新規上場する予定を中止しているので、改めての新規上場になります。
フラー(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | フラー |
コード | 387A(情報・通信業) |
主幹事証券 | SBI証券 |
幹事証券(委託含む) | 野村證券 岩井コスモ証券 SMBC日興証券 岡三にいがた証券 Jトラストグローバル証券 第四北越証券 東海東京証券 松井証券 マネックス証券 楽天証券 SBIネオトレード証券 |
上場日 | 7月24日 |
仮条件決定日 | 7月3日(1,110円~1,170円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月7日から7月11日まで |
公開価格決定日 | 7月14日(1,170円に決定) |
申込期間 | 7月15日から7月18日まで |
公募 | 60,000株 |
売出し | 178,200株 |
OA | 35,700株 |
吸収金額 | 3億円 |
時価総額 | 18.8億円 |
想定価格 | 1,110円→公開価格:1,170円 |
初値価格 | 初値決定後に追記 |
フラーIPOの事業内容
フラーはデジタル領域全般で「頼られる存在」として顧客に寄り添い、新しい価値を共創する関係を構築していくことを目指して、デジタルパートナー事業を展開しています。
フラーはIT特にモバイル分野に関する知見やクリエイティブ人材の確保に課題を持つ国内大手企業の課題をワンストップで解決しています。
フラーは主要サービスとして、さまざまなスマートフォンアプリのユーザー数や利用時間といった利用動向の統計データを提供するアプリ分析サービス「App Ape(アップエイプ)」を提供しています。
フラーは顧客のニーズに応じて、事業開発、サービス企画、UI/UX、デザイン、スマートフォンアプリ、Webフロントエンド、サーバーサイドの各アプリケーション開発・保守、クラウドサーバーの運用・監視、事業グロースの支援に至るまで、一気通貫のソリューションを提供することを特徴としており、顧客が抱える様々な課題をワンストップで解決することを強みとしています。
フラーはDX事業開発ソリューションとして、多くのアプリ制作実績やアプリ分析サービスにおいて長年蓄積したノウハウをもとに、顧客のアプリビジネスを創出する事業開発を行っています。
フラーがDX事業開発を行った主な事例
IPOによる手取金の使途
- デジタルパートナー事業の拡大のため、事業推進を担うクリエイティブ人材(エンジニア、デザイナー、データサイエンティスト、ディレクター)の確保に係る採用関連費用(人材紹介会社に支払う手数料、採用媒体の利用料、採用イベントの参加費、採用部門人件費、新卒者人件費(新卒入社1年以内の従業員に係る人件費)など)
フラーIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
フラーIPOの業績は順調に伸びていて好調そうです。
フラーのIPO評価
フラーはこのところやや規模の大きいIPOが目立つなか、規模(吸収金額3億円)が小さいため、需給面で人気を集めると思います。
また、フラーはIPOで人気になりやすいIT関連事業を行っていて、DXというテーマ性もあるため、事業面でも注目されると思います。
ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株を含む約39万株が公開価格の1.5倍でロックアップを解除されるのは懸念材料です。
よって、フラーのIPO評価はAが妥当だと考えています。フラーIPOは初日値付かずも想定される高い初値が付くと予想しています。
フラーIPOの初値予想
フラーIPOの初値予想は、仮条件決定後(7月3日以降)に追記させていただきます。
3,200円 (想定価格比:+2,090円)
フラーIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
フラーIPOのBB(ブックビルディング)は全力で臨むつもりです。主幹事のSBI証券はIPOチャレンジポイントの利用も念頭に検討したいと思います。
SBI証券 | BB参加 |
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野村證券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
岡三にいがた証券 | 口座なし |
Jトラストグローバル証券 | BB参加 |
第四北越証券 | 口座なし |
東海東京証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
SBIネオトレード証券 | BB参加 |
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