フレアス(7062)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の3月11日からスタートします。フレアスは、あん摩マッサージというニッチな事業を展開していることで関心を集めているようです。

ただ、フレアスは日本ホスピスホールディングスNATTY SWANKYとの3社同時上場というだけでなく、IPOラッシュ終盤での新規上場なので、資金分散や買い疲れの影響を、頭の隅に入れておく必要があると思います。

フレアス

フレアス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名フレアス
コード7062
主幹事証券SMBC日興証券
幹事証券(委託含む)SBI証券
岩井コスモ証券
岡三証券
いちよし証券
エース証券
水戸証券
極東証券
岡三オンライン証券
上場日3月28日
仮条件決定日3月8日(1,650円~1,850円に決定)
ブックビルディング期間3月11日から3月15日まで
公開価格決定日3月18日(1,850円に決定)
申込期間3月19日から3月26日まで
公募250,000株
売出し274,000株
OA78,600株
吸収金額9.3億円
時価総額34.9億円
想定価格1,550円→公開価格:1,850円
初値価格4,045円

SMBC日興証券 オンライントレード

フレアスIPOの事業内容

フレアスは、在宅医療をサポートする企業として、全国300名を超える直接雇用のあん摩マッサージ指圧師(国家資格を有する者)が、主に医療保険制度の適用対象となる保険適用マッサージサービスを提供しています。

ちなみに、保険適用マッサージサービスとは厚生労働大臣により免許を与えられたあん摩マッサージ指圧師により提供されるあん摩、マッサージまたは指圧のことです。

フレアスの保険適用マッサージサービス

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また、フレアスは業務受委託契約を結んでいる星野リゾート及び星野リゾートのグループ法人が運営する宿泊施設「」において、リラクゼーションを目的とした保険適用外マッサージサービスも提供しています。

さらに、フレアスは星野リゾートのグループ法人が運営する宿泊施設「リゾナーレ八ヶ岳」において、SPA(スパ)サービス(筋肉ではなく皮膚を対象とした心身の緊張を弛緩させることを目的としたオイルトリートメントサービス)を提供しています。

フレアスの保険適用外サービス

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フレアスは、その他にも看護師や理学療法士等による訪問看護サービスや、訪問介護士(ホームヘルパー)による訪問介護サービスも行っています。

フレアスIPOの業績

フレアスの業績

(※画像クリックで拡大)

フレアスIPOの業績は、概ね堅調に推移していて、特に問題なさそうですね。

フレアスのIPO評価

フレアスは、日本ホスピスホールディングスNATTY SWANKYとの3社同時上場です。ただ、その中では規模(吸収金額9.3億円)が一番小さいため、他の銘柄より資金分散の影響は小さいと思います。

また、マッサージサービス事業は地味ですが、高齢化が進む社会において、さらなる需要が見込めるため、それなりの評価を得られそうです。

よって、フレアスのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。フレアスIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

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フレアスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

フレアスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ積極的に申し込むつもりです。主幹事のSMBC日興証券は当然ながら、落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるSBI証券、IPO後期抽選型の岩井コスモ証券、前受金不要(事前入金不要)の岡三オンライン証券など、幅広く申し込もうと考えています。

フレアスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
SMBC日興証券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
岩井コスモ証券BB参加
岡三証券BB参加
いちよし証券BB参加
エース証券口座なし
水戸証券口座なし
極東証券口座なし
岡三オンライン証券BB参加

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