ガーデン(274A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の11月6日から開始されます。

ガーデンは「横浜家系ラーメン壱角家・横浜道」「山下本気うどん」「肉寿司」などの飲食店を運営しています。

ガーデンは約3週間ぶりのIPOになるので、スケジュールには恵まれていますね。

ガーデンIPOのBBスタンスとIPO評価

ガーデン(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名ガーデン
コード274A(小売業)
主幹事証券東海東京証券
幹事証券(委託含む)みずほ証券
大和証券
SBI証券
マネックス証券
松井証券
岩井コスモ証券
あかつき証券
岡三証券
水戸証券
むさし証券
岡三オンライン
上場日11月22日
仮条件決定日11月1日(3,100円~3,200円に決定)
ブックビルディング期間11月6日から11月12日まで
公開価格決定日11月13日
申込期間11月14日から11月19日まで
公募1,600,000株
売出し0株
OA240,000株
吸収金額57億円
時価総額204.6億円
想定価格3,100円
初値価格初値決定後に追記

マネックス証券

ガーデンIPOの事業内容

ガーデンはM&Aを活用した飲食事業を展開しており、ラーメン事業、レストラン事業、ステーキ事業、寿司事業等の飲食店舗の運営、並びに保有するブランドに係るフランチャイズ事業及び不動産事業を行っています。

ガーデンは企業再生型M&Aにより店舗を拡大してきた「横浜家系ラーメン壱角家」と、商標権を獲得し多店舗展開を図った「山下本気うどん」を主力ブランドとして展開しています。

ガーデンの店舗展開の特徴は、特定の業態に偏らずに分散して出店することを基本としている点にあります。

主にラーメン、うどん、丼を提供する比較的低価格帯の「日常食業態」、肉寿司に代表される居酒屋や、ハワイアンレストラン等の「機会食業態」を中心に、幅広いジャンルのブランドを展開しています。

ガーデンのブランド

ちなみに、店舗数は2024年9月30日現在で193店(直営店舗157店、業務委託店舗2店、フランチャイズ店舗34店)となっています。

ガーデンの事業別店舗数

ガーデンIPOの事業系統図

ガーデンの事業系統図

IPOによる手取金の使途

  1. 事業規模拡大のため、新規に一都三県に31店舗の開店を予定している建物などの設備資金(差入保証金及び固定資産等含む)
  2. 国内既存店の建物、空調、什器備品、その他店舗運営に関し、経年劣化等による改修や修繕のための改修資金
  3. 新規開店、事業拡大及び店舗の安定したラインコントロールを行うための人材採用費
  4. 情報資産保護のためのセキュリティ強化及びシステムの保守・管理のための費用
  5. 企業価値向上のためにアンバサダーを起用し、メディアを通じた広告宣伝費
  6. 借入金返済資金及び社債償還資金

ガーデンIPOの業績

ガーデンの業績

(※画像クリックで拡大)

ガーデンIPOの業績はややバラついていますが、概ね堅調に推移しているようです。

ガーデンのIPO評価

ガーデンは値がさで規模(吸収金額57億円)も大きいため、需給面にやや不安があります。

ただ、売出し株ゼロの公募株のみで、VC(ベンチャーキャピタル)保有株も見当たらないのはプラス要素です。

また、上位株主には価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのも安心材料です。

ラーメン事業はIPOで人気になりやすい印象で、株主優待への期待感からも関心を集めそうですが、それにしても値がさなのが気になります。

よって、ガーデンのIPO評価はCが妥当だと考えています。ガーデンIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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ガーデンIPOの初値予想

ガーデンIPOの初値予想は、仮条件決定後(11月1日以降)に追記させていただきます。

3,360円 (想定価格比:+160円)

ガーデンIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ガーデンIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただ、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。

ガーデンIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
東海東京証券 (主幹事)BB検討中
みずほ証券BB検討中
大和証券BB検討中
SBI証券BB参加
マネックス証券BB検討中
松井証券BB検討中
岩井コスモ証券BB検討中
あかつき証券口座なし
岡三証券BB不参加
水戸証券口座なし
むさし証券BB検討中
岡三オンラインBB検討中


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