ギフティ(4449)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の9月3日から始まります。ギフティは規模が大きいながらも、メールやLINEなどで気軽にeギフトを送れるというユニークなサービスで関心を集めているようです。
ギフティは前日に新規上場するサイバー・バズと並んで注目度が高いので、大型でも人気を集めそうですね。
ギフティ(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | ギフティ |
コード | 4449 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 SBI証券 大和証券 岩井コスモ証券 マネックス証券 松井証券 水戸証券 岡三証券 岡三オンライン証券 |
上場日 | 9月20日 |
仮条件決定日 | 8月30日(1,300円~1,500円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月3日から9月9日まで |
公開価格決定日 | 9月10日(1,500円に決定) |
申込期間 | 9月11日から9月17日まで |
公募 | 800,000株 |
売出し | 3,590,700株 |
OA | 658,600株 |
吸収金額 | 63.1億円 |
時価総額 | 310.4億円 |
想定価格 | 1,250円→公開価格:1,500円 |
初値価格 | 1,880円 |
ギフティIPOの事業内容
ギフティは、個人ユーザーがWebでeギフトを購入することができる「giftee」サービスを提供しています。
ちなみに、eギフトとは飲食・小売店舗等において、商品やサービスと交換することができる電子チケットのことです。
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また、ギフティは法人がキャンペーン等での利用を目的にeギフトを購入することができる「gifteefor Business」サービスも提供しています。
さらに、ギフティはeギフト発行企業(飲食店・小売店等)がeギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理を行うことができるシステム「eGift System」や、地域通貨の電子化ソリューションを提供する地域通貨サービス「Welcome! STAMP」も提供しています。
eギフトプラットフォーム概念図
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ギフティIPOの業績
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ギフティIPOの業績は急激に伸びていて、成長性も期待できそうですね。
ギフティのIPO評価
ギフティは、吸収金額が想定価格ベースで63.1億円と大きく、公募株(800,000株)に比べて売出株(3,590,700株)も非常に多いため、需給面に不安があります。
また、ギフティはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株やSO(ストックオプション)が多いのも懸念材料です。
しかし、eギフトサービスはこれからますます需要が高まりそうで、業績も急激に伸びていることから、人気を集めると思います。
よって、ギフティのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。ギフティIPOは、VC(ベンチャーキャピタル)のロックアップが解除される公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
ギフティIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
ギフティIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ全力で申し込むつもりです。ギフティIPOは規模が大きいだけに当選枚数も多いので、主幹事の野村證券だけでなく、SMBC日興証券やSBI証券などの幹事証券にもチャンスがありそうです。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB参加 |
SMBC日興証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
大和証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
水戸証券 | 口座なし |
岡三証券 | BB参加 |
岡三オンライン証券 | BB参加 |
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