ヒロセ通商(7185)IPOのBB(ブックビルディング)が来月の3月2日から始まります。ヒロセ通商IPOは3月18日に6社同時上場という厳しい中での新規上場となります。

しかし、あらためて6社同時上場というのは勘弁して欲しいなと思います。6社同時上場となると、どうしても資金の分散は避けられず、予想外に割を食う銘柄が出てくるかもしれません。

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ヒロセ通商(ジャスダックIPO)のIPO基本情報

銘柄名ヒロセ通商
コード7185
主幹事証券野村証券
幹事証券SMBC日興証券
SMBCフレンド証券
岡三オンライン証券
みずほ証券
大和証券
SBI証券
岩井コスモ証券
エース証券
水戸証券
上場日3月18日
仮条件決定日3月1日(800円~830円に決定)
ブックビルディング期間3月2日から3月8日まで
公募価格決定日3月9日(830円に決定)
公募570,000株
売出し530,000株
OA165,000株
吸収金額10.5億円
想定価格830円

ヒロセ通商IPOの事業内容

ヒロセ通商はインタネットを通じて外国為替証拠金取引(FX)及びバイナリーオプション取引を提供する外国為替証拠金取引事業を展開しています。

ヒロセ通商はFX業者の中でも知名度が高いので、どこかで名前を聞いたことがある方も多いと思います。また、ヒロセ通商はオリコンDD株式会社が実施した2015年のオリコン日本顧客満足度ランキングのFX取引部門において総合第1位の評価を得ており、使い勝手の良さには定評があるFX業者です。

ヒロセ通商の業績

(※画像クリックで拡大)

ヒロセ通商の営業収益は概ね順調で、純利益にはバラつきがありますが、大きな問題は無さそうです。

ヒロセ通商のIPO評価

ヒロセ通商は吸収金額10.5億円(想定価格ベース)とほどほどの規模で、830円という想定価格も手の出しやすい価格なのはプラス要素です。

しかし、FX業者というのはIPO的に目新しさはなく、マイナス金利の影響で金融系の株価が低調なのが不安材料です。ヒロセ通商の場合は、知名度の高さが一番の切り札になりそうですね。

よって、ヒロセ通商のIPO評価はCが妥当だと考えています。ヒロセ通商はFXという面からはイマイチですが、知名度の高さからそれなりの人気は集めそうなので、公募価格をわずかに上回る初値が付きそうです。

ただし、6社同時上場という日程がどれくらい影響を及ぼすか分からないため、公募価格を割れる可能性もあると思います。

ヒロセ通商IPOのBB(ブックビルディング)スタンス

ヒロセ通商IPOのBB(ブックビルディング)は全力とはいかないまでも、前向きに参加するつもりです。ただ、3月はIPOラッシュで資金繰りも厳しいため、無理のない程度でBBしようと思っています。いずれにしても、最終的にはBB直前までじっくりと考えて判断したいと思います。

ヒロセ通商IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村証券 (主幹事)BB申し込み
SMBC日興証券BB未定
SMBCフレンド証券口座なし
岡三証券BB未定
みずほ証券BB未定
大和証券BB未定
SBI証券BB申し込み
岩井コスモ証券BB未定
エース証券口座なし
水戸証券口座なし

SBI証券は抽選にはずれてもIPOチャレンジポイントが貰えるので、IPOチャレンジポイントを貯めてIPOをゲットすることも可能です。(※SBI証券のIPOチャレンジポイント解説

岩井コスモ証券はIPO後期型なので、他の証券会社の状況を見ながら申し込むことが可能です。


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