Hmcomm(265A)IPOのBB(ブックビルディング)が、今週の10月10日からスタートします。
Hmcomm(エイチエムコム)はAI×音声解析技術を活用して、業務効率化や新たなイノベーションの創出に貢献する様々なソリューションを提供しています。
ちなみに、社名のHmcommはHuman Machine Communicationの略で、Hmcommの事業そのものを表現しています。
Hmcomm(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | Hmcomm |
コード | 265A(情報・通信業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | |
上場日 | 10月28日 |
仮条件決定日 | 10月9日(800円~850円に決定) |
ブックビルディング期間 | 10月10日から10月17日まで |
公開価格決定日 | 10月18日(850円に決定) |
申込期間 | 10月21日から10月24日まで |
公募 | 198,800株 |
売出し | 712,000株 |
OA | 136,600株 |
吸収金額 | 8.9億円 |
時価総額 | 33.6億円 |
想定価格 | 850円→公開価格:850円 |
初値価格 | 1,128円 |
Hmcomm(265A)IPOの事業内容
Hmcommは国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)発のベンチャー企業で、音に着目したAIの研究・開発から製品・提供までを自社内で行っています。
AIプロダクト事業では、コンタクトセンター向けAI音声認識プロダクト「Voice Contact」や、AI音声自動応答プロダクト「Terry」、AI議事録自動作成プロダクト「ZMEETING」、AI異音検知プロダクト「FAST-D」等の自社開発製品・サービスを提供しています。
AIソリューション事業では、AIプロダクト事業で培った技術や知見を基に、生成AIの活用や顧客のDX推進等の課題解決をトータルに支援するAI開発・コンサルティングを実施しています。
Hmcomm(265A)IPOの事業系統図
IPOによる手取金の使途
- 人材関連費用
- 当社プロダクトの研究開発費
- 広告宣伝費及び販売促進費
Hmcomm(265A)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
Hmcomm(265A)IPOの売上は堅調で、利益も黒字で推移していて問題なさそうです。
HmcommのIPO評価
Hmcommは売出し株の多さが気になりますが、規模(吸収金額8.9億円)は小さいため、それでも需給面で注目されると思います。
ただ、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株が約60万株あり、公開価格の1.5倍でロックアップが解除されます。
また、Hmcommの成長性はやや物足りない印象ですが、それでも黒字で生成AIというテーマ性もあるため、事業面でも関心を集めそうです。
よって、HmcommのIPO評価はBが妥当だと考えています。Hmcomm(265A)IPOは公開価格の1.5倍を目途に初値形成すると予想しています。
Hmcomm(265A)IPOの初値予想
Hmcomm(265A)IPOの初値予想は、仮条件決定後(10月9日以降)に追記させていただきます。
1,280円 (想定価格比:+430円)
Hmcomm(265A)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
Hmcomm(265A)IPOのBB(ブックビルディング)はもちろん参加するつもりです。それにしても、幹事団が主幹事のSMBC日興証券のみというのは珍しいパターンですね。
SMBC日興証券 | BB参加 |
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