HOUSEI(5035)IPOのBB(ブックビルディング)が7月11日から始まります。
HOUSEIは新聞社・出版社などメディア向けシステム構築や、自社開発のクラウドサービスを提供しています。
HOUSEIはunerryとの同時上場になりますが、どちらも小型なので資金分散の影響も小さそうです。
HOUSEI(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | HOUSEI |
コード | 5035(情報・通信業) |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 楽天証券 あかつき証券 いちよし証券 松井証券 マネックス証券 |
上場日 | 7月28日 |
仮条件決定日 | 7月7日(380円~400円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月11日から7月15日 |
公開価格決定日 | 7月19日(400円に決定) |
申込期間 | 7月20日から7月25日まで |
公募 | 850,000株 |
売出し | 963,000株 |
OA | 271,900株 |
吸収金額 | 8.8億円 |
時価総額 | 28.4億円 |
想定価格 | 420円→公開価格:400円 |
初値価格 | 580円 |
HOUSEI(5035)IPOの事業内容
HOUSEIは情報システム事業として、主に新聞社や出版社といった紙媒体のメディア事業者に対して、紙面構成を決める組版システムをはじめ、紙面管理システム、制作システム、広告管理システム、営業管理システム等の受託開発並びに保守を行っています。
また、HOUSEIは金融業、製造業、小売業等のメディア業界以外の業界向けのシステム開発並びに保守も行っています。
さらに、HOUSEIは顔認証システムやクラウド型CRMシステムなど、自社開発のシステムやソフトウエア及びクラウドサービスも提供しています。
HOUSEIの情報システム事業の事業系統図
(※画像クリックで拡大)
HOUSEIは越境EC事業として、中国の消費者向けに日本の製品を販売する越境ECショップが開設できるECプラットフォームを提供しています。
また、中国の個人輸入代行業者向け越境ECサービスとして化粧品や日用雑貨等の日本の消費財の販売も行っています。
HOUSEIの越境EC事業の事業系統図
(※画像クリックで拡大)
IPOによる手取金の使途
- メディア業界向けの組版システムのうちクラウド化対応に向けたシステム等、一般事業者向けシステムとしてヘルスケア業界向けの画像処理・顔認証システム等への研究投資
- 受注増に伴う増加人件費等の運転資金
HOUSEI(5035)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
HOUSEI(5035)IPOの業績は概ね堅調に推移していますね。
HOUSEIのIPO評価
HOUSEIはunerryとの同時上場になりますが、直近のINTLOOPから約3週間空けての新規上場で規模(吸収金額8.8億円)も小さいため、それでも需給面で注目されると思います。
また、HOUSEIはクラウドというテーマ性がある事業を展開しており、業績も堅調に推移していることから、事業面でもそれなりの評価を得られそうです。
よって、HOUSEIのIPO評価はBが妥当だと考えています。HOUSEI(5035)IPOは公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
HOUSEI(5035)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
HOUSEI(5035)IPOのBB(ブックビルディング)は全力で申し込む予定です。主幹事のみずほ証券はもとより、マネックス証券や松井証券などの平幹事ももれなく申し込むつもりです。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
SBI証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
あかつき証券 | 口座なし |
いちよし証券 | BB参加 |
松井証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
管理人が利用しているIPOにオススメの証券会社