HUMAN MADEのIPO評価とBBスタンス！アパレル関連IPO | IPO初値予想 IPO株ビギナーの投資日誌

HUMAN MADE（456A）IPOのBB（ブックビルディング）が、今月の11月11日からスタートします。

HUMAN MADEはアパレルだけでなく、バッグ、小物、生活雑貨なども取り扱っているライフスタイルブランド「HUMAN MADE」を運営しています。

HUMAN MADEは11月最後のIPOというだけでなく、直近のノースサンドとも約1週間空いているため、日程には恵まれていますね。

HUMAN MADE（東証グロースIPO）のIPO基本情報

銘柄名	HUMAN MADE
コード	456A（小売業）
主幹事証券	野村證券みずほ証券
幹事証券（委託含む）	大和証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券楽天証券マネックス証券三菱UFJ eスマート証券大和コネクト証券
上場日	11月27日
仮条件決定日	11月10日（3,000円～3,130円に決定）
ブックビルディング期間	11月11日から11月14日まで
公開価格決定日	11月17日
申込期間	11月18日から11月21日まで
公募	931,400株
売出し	4,740,000株
OA	850,700株
吸収金額	190.4億円
時価総額	669億円
想定価格	2,920円
初値価格	初値形成後に追記

HUMAN MADEはブランド事業として、日本人デザイナーのNIGO®が設立したライフスタイルブランド「HUMAN MADE」をダイレクトかつグローバルに展開しています。

HUMAN MADEでは「The Future Is In The Past（未来は過去にある）」というコンセプトのもと、ストリートに息づく大胆な発想に日本の妥協なきモノづくり精神と遊び心を織り交ぜ、付加価値の高い商品を企画・デザインしています。

HUMAN MADEは東京、京都、大阪、札幌、福岡に直営店を構えるほか、中国、韓国、香港といった海外へも出店しています。

HUMAN MADEでは一般的な広告宣伝活動は行っておらず、自社で運用しているSNSの他、クリエイター、アーティスト、ミュージシャン及び全世界に向けてグローバルに事業を展開する企業とのコラボレーション等を通じて商品情報を発信しています。

（※画像クリックで拡大）

HUMAN MADE（456A）IPOの業績は右肩上がりで伸びていて今後も期待できそうです。

HUMAN MADEは大型（吸収金額190.4億円）で売出し株が多いのも気になります。

ただ、HUMAN MADEは欧州及びアジアを中心とする海外市場（米国及びカナダを除く）への販売や15億円の親引けも予定されているため、その分規模は縮小されます。

また、VC（ベンチャーキャピタル）の保有株は見当たらず、上位株主には価格による解除条項なしで180日又は360日のロックアップが掛かっているのもプラス要素です。

さらに、アパレル関連はIPOで人気とは言えませんが、業績は右肩上がりで伸びているため、事業面で一定の評価は得られそうです。

よって、HUMAN MADEのIPO評価はCが妥当だと考えています。HUMAN MADE（456A）IPOは公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。

HUMAN MADE（456A）IPOの初値予想は、仮条件決定後（11月10日以降）に追記させていただきます。

3,130円（想定価格比：+210円）

HUMAN MADE（456A）IPOのBB（ブックビルディング）は、今のところそれなりに参加する予定です。また、平幹事のSBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。