INCLUSIVE(7078)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月4日からスタートします。INCLUSIVEは、比較的規模が小さいため、需給面で注目されているようです。
ただ、INCLUSIVEはIPOラッシュ後半での新規上場というだけでなく、ファンペップとスペースマーケットとの3社同時上場なので、買い疲れや資金分散の影響が気になりますね。
INCLUSIVE(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | INCLUSIVE |
コード | 7078 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 岩井コスモ証券 いちよし証券 丸三証券 楽天証券 東海東京証券 マネックス証券 |
上場日 | 12月20日 |
仮条件決定日 | 12月2日(2,010円~2,110円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月4日から12月10日まで |
公開価格決定日 | 12月11日(2,110円に決定) |
申込期間 | 12月12日から12月17日まで |
公募 | 200,000株 |
売出し | 225,000株 |
OA | 63,700株 |
吸収金額 | 11.2億円 |
時価総額 | 54億円 |
想定価格 | 2,290円→公開価格:2,110円 |
初値価格 | 4,535円 |
INCLUSIVE(7078)IPOの事業内容
INCLUSIVEは、デジタルコミュニケーション事業として「メディアマネジメントサービス」「広告運用サービス」「プロモーション企画・PRサービス」「エンジニアリングサービス」を提供しています。
メディアマネジメントサービスでは、テレビ局や出版社などメディア企業のインターネットサービスの運営・支援や、事業会社のコミュニケーションツールに応えるソリューションを提供しています。
ちなみに、2019年9月時点では下記のメディアを含む24社、35のインターネットサービスの運営・支援を行っています。
広告運用サービスでは、アドネットワークや広告の運用支援、及びウェブやSNS等配信プラットフォームに合わせたコンテンツマーケティングを展開しています。
プロモーション企画・PRサービスでは、クライアント向けの広告企画の立案・実施や、戦略PRサービスを提供しています。
エンジニアリングサービスでは、AIやIoT等のアプリ・ウェブサービスへの組み込みなど、最新技術ニーズにも対応できるエンジニアリングチームを保持しており、幅広いアプリケーションやインターネットサービスを開発しています。
INCLUSIVE(7078)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
INCLUSIVE(7078)IPOの売上は堅調に推移していて、利益もややバラついているものの伸びているようなので、概ね好調だと思います。
INCLUSIVEのIPO評価
INCLUSIVEは、どちらかと言えば規模(吸収金額11.2億円)が小さめで、VC(ベンチャーキャピタル)の保有株も見当たりません。ただ、IPOラッシュ後半での3社同時上場という点は懸念材料です。
また、アドテク(インターネット広告技術)関連事業に目新しさは感じませんが、根強い人気があって業績も好調なので、それなりに注目されそうです。
よって、INCLUSIVEのIPO評価は、Bが妥当だと考えています。INCLUSIVE(7078)IPOは、公開価格をしっかりと上回ったところで初値形成すると予想しています。
INCLUSIVE(7078)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
INCLUSIVE(7078)IPOのBB(ブックビルディング)は、もちろん全力で臨むつもりです。主幹事のみずほ証券は当然ながら、100%完全抽選の楽天証券やマネックス証券などの平幹事もしっかりと申し込みたいと思います。
みずほ証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
岩井コスモ証券 | BB参加 |
いちよし証券 | BB参加 |
丸三証券 | BB参加 |
楽天証券 | BB参加 |
東海東京証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
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