インソース(6200)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週(7月4日から7月8日まで)から開始されます。
インソースIPOは、デュアルタップIPOとの同時上場(7月21日)なので、資金分散の影響を受けそうです。しかも、インソースIPOよりもデュアルタップIPOの方が人気化しそうなので、比較すると少し不利な印象を受けます。
インソース(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | インソース |
コード | 6200 |
主幹事証券 | みずほ証券 |
幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 岡三証券 SMBC日興証券 東洋証券 SBI証券 SMBCフレンド証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 7月21日 |
仮条件決定日 | 6月30日(460円~520円に決定) |
ブックビルディング期間 | 7月4日から7月8日まで |
公開価格決定日 | 7月11日(520円に決定) |
申込期間 | 7月12日から7月15日まで |
公募 | 700,000株 |
売出し | 1,250,000株 |
OA | 292,500株 |
吸収金額 | 11.7億円 |
想定価格 | 520円 |
インソースIPOの事業内容
インソースIPOは、インソース並びに連結子会社であるミテモ株式会社(出資比率100%)と、非連結子会社であるINSOURCE HONG KONG LIMITED(出資比率100%)から構成されており、主に研修をはじめとする社会人向け教育サービスを手掛けている企業です。
インソースIPOは、講師を派遣して研修を実施する講師派遣型研修事業と、受講希望者を集めて研修を実施する公開講座事業を柱に、研修案内や受講履歴管理などを搭載した人事サポートシステム「Leaf」や、精神障がいの方を対象とした就労移行支援事業「Bizstage」など、多岐にわたるサービスを提供しています。
↑インソースコンセプトムービー↑
インソースIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
インソースIPOの業績は、順調に推移していて問題なさそうです。
インソースのIPO評価
インソースIPOは、吸収金額11.7億円(想定価格ベース)と、デュアルタップIPO(吸収金額5.4億円)より大きいため、需給面ではやや魅力に欠けます。
また、インソースIPOは事業面でも目新しさを感じられず、想定価格が安いために旨味も乏しい印象です。
よって、インソースのIPO評価はDが妥当だと考えています。インソースIPOは、公開価格を多少上回る初値が付きそうですが、同時上場するデュアルタップIPOに軍配が上がると思います。
インソースIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
インソースIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中ですが、SBI証券はIPOチャレンジポイント狙いで必ず申し込みます。⇒SBI証券のIPOチャレンジポイント解説
みずほ証券 (主幹事) | BB検討中 |
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三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
岡三証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
東洋証券 | ネットでの取り扱い無し |
SBI証券 | BB参加 |
SMBCフレンド証券 | 口座なし |
マネックス証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
IPO(新規公開株)では、多くの証券口座を持っていた方が有利なので、なるべく多く証券口座を開設して当選を目指しましょう。⇒IPOにオススメの証券会社