インテグループ(192A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の6月3日からスタートします。
インテグループは完全成功報酬制(着手金、中間金等なし)のM&A仲介・アドバイザリーサービスを提供しています。
インテグループは6月に新規上場するIPOの中でも一番の値がさということでも注目されそうですね。
インテグループ(東証グロースIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | インテグループ |
コード | 192A(サービス業) |
主幹事証券 | SMBC日興証券 |
幹事証券(委託含む) | SBI証券 |
上場日 | 6月18日 |
仮条件決定日 | 5月31日(3,830円~3,960円に決定) |
ブックビルディング期間 | 6月3日から6月7日まで |
公開価格決定日 | 6月10日(3,960円に決定) |
申込期間 | 6月11日から6月14日まで |
公募 | 50,000株 |
売出し | 480,200株 |
OA | 79,400株 |
吸収金額 | 23.3億円 |
時価総額 | 78.5億円 |
想定価格 | 3,830円→公開価格:3,960円 |
初値価格 | 5,940円 |
インテグループIPOの事業内容
インテグループは会社・事業の売却を希望する経営者又は企業(売り手)と買収を希望する企業(買い手)に対し、初期の相談から、企業価値評価、候補企業、スキームの提案、資料作成、トップ面談、条件交渉、基本合意、デューデリジェンスのアレンジ、最終契約に至るまでワンストップで支援するM&A仲介サービスを提供しています。
インテグループは上場M&A仲介専門会社として唯一、売り手・買い手ともに、着手金ゼロ・中間金ゼロの完全成功報酬制を採用しています。
インテグループは最低成功報酬額を1,500万円(税抜)とし、上場している大手M&A仲介専門会社4社より低い水準に設定しています。
また、インテグループは譲渡対価をもとに成功報酬を計算する売買金額ベース(株価レーマン方式)の計算基準を採用することで、他社よりの報酬額を低く抑えています。
さらに、インテグループはM&Aの初期相談から最終のクロージングまで、コンサルタント1名が一気通貫で支援していることを強みとしています。
インテグループIPOの業務フロー
IPOによる手取金の使途
- コンサルタント等の人材採用費・人件費
- ネット広告出稿、ダイレクトメール送付等の広告投資拡大のため
インテグループIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
インテグループIPOの売上は概ね順調に伸びており、利益もややバラついてはいるものの好調そうです。
インテグループのIPO評価
インテグループの規模(吸収金額23.3億円)はやや大きめですが、グロース市場への単独上場なので、それでも需給面はさほど悪くありません。
また、インテグループはVC(ベンチャーキャピタル)の保有株がなく、上位株主には価格による解除条項なしで180日間のロックアップが掛かっているのも安心材料です。
さらに、M&A関連はIPOで人気になりやすく、中小企業の後継者不足が社会問題化していることからさらなる需要も見込めるため、事業面でも関心を集めると思います。
よって、インテグループのIPO評価はBが妥当だと考えています。インテグループIPOは公開価格の1.5倍を上回る初値が付くと予想しています。
インテグループIPOの初値予想
インテグループIPOの初値予想は、仮条件決定後(5月31日以降)に追記させていただきます。
6,000円 (想定価格比:+2,170円)
↓(上場直前の初値予想)
5,200円 (公開価格比:+1,240円)
(※大手予想会社の初値予想最終版:5,000円)
インテグループIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
インテグループIPOのBB(ブックビルディング)は全力で参加する予定です。
全力と言っても、幹事団は主幹事のSMBC日興証券と平幹事のSBI証券の2社のみなので、もれなく申し込むつもりです。
SMBC日興証券 (主幹事) | BB参加 |
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SBI証券 | BB参加 |
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