昨日、ラサールロジポート投資法人(東証リートIPO)の新規上場が承認されましたが、2016年に上場が噂されている企業をピックアップしてみました。

2016年IPO上場予想

  • ZMP 自動車の自動運転銘柄の大本命と評判になっている企業です。自動運転関連は有力なテーマなので、上場が決まれば初値で大幅な値上がりが期待できるかもしれません。
  • JR九州 郵政3社と同じく実質的には政府が保有株を売り出す形になります。かなりの大型な案件ですが、IPO投資としては今のところそれほど魅力を感じません。
  • コメダ 東海を中心にコメダ喫茶店などをチェーン展開している企業です。知名度が高く飲食業という点で株主優待の期待ももてるため面白い存在になりそうです。
  • Spiber(スパイバー) 次世代のバイオ繊維と話題のクモの糸素材「QMONOS(クモノス)」を手掛けるベンチャー企業です。上場するとなればかなりの人気を集めそうです。
  • mercari(メルカリ) フリマアプリを運営している企業です。IPOで人気を得そうな業態なので注目度は高そうです。
  • ランサーズ クラウドソーシング事業の草分け的な企業です。同業のクラウドワークス(3900)が2014年に上場していますが、初値こそ良かったもののその後の株価は低迷しています。
  • スマートニュース スマホ向けのニュースアプリを運営している企業です。ライバル会社のグノシー(6047)が2015年に上場しましたが初値は公募価格と同値でした。
  • 東京地下鉄(東京メトロ) 都民には馴染みのある企業です。色々なところで上場の噂を耳にしますが、2016年の上場には間に合わない可能性もあります。
  • ラクスル 「商売をラクにスル」ことをモットーにサービスを提供しているネット印刷通販会社です。印刷業ということで地味な印象を受けますが、ネットを介したサービスは目新しさを感じます。
  • Geniee(ジーニー) 最先端の広告テクノロジーで顧客の収益を最大化することを目的に事業展開している企業です。IPOではネット広告関連は人気化する傾向があります。

上記の企業はあくまで上場の噂があるだけで上場が決定したわけではありません。しかし、今年は100社前後の上場が予想されるので、このうちの何社かは上場すると思います。個人的には、ZMP、Spiber、Genieeは上場するなら触手を伸ばしたい銘柄です。