今月はIPOが新規承認されていないので、例年通りのIPO閑散期になりそうです。
しかし、6月から7月にかけては数多くのIPOが新規上場するはずなので、ゴールデンウィークが明けたらIPOの新規承認も再開されると思います。
そこで、6月以降のIPOラッシュに備えて、4月までに新規上場したIPOで主幹事を務めた証券会社をランキング形式でまとめてみました。
2023年IPO前半戦の主幹事ランキング
1位 みずほ証券
みずほ証券は、ビズメイツ(公開価格3,250円→初値5,310円)、ココルポート(公開価格3,150円→初値4,135円)など、IPO銘柄26社中8社で主幹事を務めています。
みずほ証券は毎年のようにIPO主幹事ランキングで上位にランクインしているので、今年のIPO後半戦でも数多くの銘柄で主幹事を務めそうですね。
1位 大和証券
大和証券は、ジェノバ(公開価格470円→初値2,106円)、レオス・キャピタルワークス(公開価格1,300円→初値1,730円)など、みずほ証券と同様にIPO銘柄26社中8社で主幹事を務めています。
大和証券はIPO主幹事ランキングの常連なので、今後のIPOでも要注目の証券会社です。
3位 SBI証券
SBI証券は、日本ナレッジ(公開価格1,500円→初値3,750円)、Fusic(公開価格2,000円→初値6,530円)など、IPO銘柄26社中5社で主幹事を務めています。
SBI証券は毎年のようにIPO取扱銘柄数がトップクラスなので、6月以降のIPOでもほとんどの銘柄で幹事団入りしそうです。
4位 SMBC日興証券
SMBC日興証券は、Ridge-i(公開価格1,750円→初値4,445円)、ispace(公開価格254円→1,000円)など、IPO銘柄26社中3社で主幹事を務めています。
SMBC日興証券は、IPOで主幹事や幹事を務めることが多く、Ridge-iやispaceのようなユニークで有望なIPOで主幹事を務めるケースも多いため、今年後半もどのようなIPOで主幹事を務めるのか楽しみですね。
4位 野村證券
野村證券は、アクシスコンサルティング(公開価格1,950円→初値3,030円)、トランザクション・メディア・ネットワークス(公開価格930円→初値1,388円)など、IPO銘柄26社中3社で主幹事を務めています。
野村證券はIPO主幹事ランキングの常連ですが、今年のIPOではやや影が薄いので、IPO後半戦では多くの銘柄で主幹事を務めてほしいですね。
4位 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、カバー(公開価格750円→初値1,750円)、楽天銀行(公開価格1,400円→初値1,856円)など、IPO銘柄26社中3社で主幹事を務めています。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、楽天銀行のような大型IPOで主幹事を務めることが多く、大型IPOでは他の証券会社よりも当選しやすい印象なので、6月以降のIPOでも要チェックです。
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