今年(2025年)の5月は今のところIPOが新規承認されていないため、IPOの新規上場はゼロになりそうです。
ただ、6月はそれなりの数のIPOが新規上場すると思うので、そろそろ次のIPOが新規承認されてもおかしくありません。
そこで、6月以降のIPOに備えて、4月までに新規上場したIPOで主幹事を務めた証券会社をランキング形式でまとめてみました。
2025年4月までのIPO主幹事ランキング
1位 SMBC日興証券
SMBC日興証券はミライロ(公開価格270円→初値661円)、ブッキングリゾート(公開価格1,240円→初値1,550円)など、IPO銘柄21社中6社で主幹事を努めています。
SMBC日興証券はIPOの取扱い銘柄数が多いため、6月以降のIPOでも数多くの銘柄で主幹事や幹事を務めそうです。
2位 大和証券
大和証券はジグザグ(公開価格1,500円→初値2,030円)、デジタルグリッド(公開価格4,520円→5,310円)など、IPO銘柄21社中5社で主幹事を努めています。
大和証券はIPO主幹事ランキングで毎年上位にランクインしているため、6月以降のIPOでも主幹事を務めるケースが多くなると思います。
3位 みずほ証券
みずほ証券はフライヤー(公開価格680円→初値1,178円)、TalentX(公開価格750円→初値1,026円)など、IPO銘柄21社中4社で主幹事を努めています。
みずほ証券は昨年同時期の主幹事ランキングでは1位だったので、6月以降のIPOでも要注目の証券会社です。
4位 野村證券
野村證券はTENTIAL(公開価格2,000円→初値2,600円)、プログレス・テクノロジーズ グループ(公開価格1,950円→初値1,980円)など、IPO銘柄21社中3社で主幹事を努めています。
野村證券はIPOで主幹事を務めることが多いため、6月以降のIPOでも要チェックの証券会社です。
5位 SBI証券
SBI証券は技術承継機構(公開価格2,000円→初値2,700円)、LIFE CREATE(公開価格1,250円→初値1,280円)など、IPO銘柄21社中2社で主幹事を努めています。
SBI証券はIPO取扱銘柄数がほぼ毎年1位なので、6月以降のIPOでもほぼ全ての銘柄で幹事団入りしそうです。
また、岡三証券とフィリップ証券も現時点では同率5位ですが、こちらは6月以降のIPOで主幹事を務めるケースは少ないと思うので、最終的にはランク外になりそうですね。
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