IPOは2023年に成行注文が禁止されたり、新たなルールが導入されたりした影響で、初値が騰がりにくくなったと言われています。
また、今年の4月はトランプ関税の影響で株式市場が乱高下したため、IPOの地合いも不安定でした。
そこで、今年4月までに新規上場したIPOを初値売りした場合の利益額ベスト5をリストアップしてみました。
順位 | 銘柄コード 銘柄名 | 上場日 主幹事 | 市場 規模 | 公募価格 初値価格 | 利益額 |
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1位 | 338A ZenmuTech | 3月27日 岡三証券 | グロース 5.2億円 | 1,580円 5,000円 | 3,420円 |
2位 | 334A ビジュアル・ プロセッシング・ジャパン | 3月25日 岡三証券 | グロース 7億円 | 1,430円 3,040円 | 1,610円 |
3位 | 350A デジタルグリッド | 4月22日 大和証券 | グロース 96億円 | 4,520円 5,310円 | 790円 |
4位 | 319A 技術承継機構 | 2月5日 SBI証券 | グロース 33.5億円 | 2,000円 2,700円 | 700円 |
5位 | 325A TENTIAL | 2月28日 野村證券 | グロース 64億円 | 2,000円 2,600円 | 600円 |
1位のZenmuTechは一撃で342,000円とIPOらしい大きな利益となっています。また、2位のビジュアル・プロセッシング・ジャパンも利益が10万円を超えています。
ただ、3位以下は利益が10万円に届かず、IPOとしてはやや物足りない結果になっています。
おそらくこの傾向は今後も続くと思いますが、それでも今年後半は上記の銘柄を上回るようなIPOが次々と出てきてほしいですね。
また、現在は証券口座の乗っ取り被害が多発しているので、早く安心して投資できる環境に戻ることを願っています。
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