アイリックコーポレーション(7325)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の9月5日から始まります。アイリックコーポレーションは、来店型保険ショップ「保険クリニック」を運営していることで関心を集めているようです。
また、アイリックコーポレーションはマザーズ市場への単独上場で、規模もそれほど大きくないため、需給面もまずまずだと思います。
アイリックコーポレーション(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | アイリックコーポレーション |
コード | 7325 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | いちよし証券 藍澤證券 エース証券 水戸証券 むさし証券 マネックス証券 SBI証券 |
上場日 | 9月25日 |
仮条件決定日 | 9月3日(1,600円~1,770円に決定) |
ブックビルディング期間 | 9月5日から9月11日まで |
公開価格決定日 | 9月12日(1,770円に決定) |
申込期間 | 9月13日から9月19日まで |
公募 | 620,000株 (新株式発行:600,000株 自己株式の処分:20,000株) |
売出し | 100,000株 |
OA | 108,000株 |
吸収金額 | 11.7億円 |
時価総額 | 57億円 |
想定価格 | 1,410円→公開価格:1,770円 |
初値価格 | 2,226円 |
アイリックコーポレーションIPOの事業内容
アイリックコーポレーションは、個人及び法人向けの保険販売を行っている保険販売事業、保険代理店やその他の保険販売会社に対して保険に関するソリューションを提供するソリューション事業、システム開発等を行っているシステム事業を行っています。
保険販売事業では、来店型保険ショップ「保険クリニック」直営店32店舗(平成30年7月末)において、保険分析・検索システム「保険IQシステム」を活用することで、複数の保険会社の保険商品から顧客の希望に合った保険商品をリストアップし、コンサルティングを通じて保険販売を行っています。
ソリューション事業では、全国149店舗(平成30年7月末)の「保険クリニック」FC店に対し、「保険IQシステム」及び「AS-BOX」を提供し、教育・研修や情報提供、店舗運営ノウハウ、プロモーション等のサポートを行っています。
また、金融機関・保険代理店・企業代理店等に対して、生命保険の現状把握・検索提案システム「ASシステム」及び「AS-BOX」を販売するとともに、教育研修サービスも提供しています。
システム事業では、保険分析・検索システム「保険IQシステム」をはじめ、保険の販売支援を行うためのシステム開発などをグループ会社インフォディオとともに行っています。
アイリックコーポレーションIPOの業績
(※画像クリックで拡大)
アイリックコーポレーションIPOの売上は右肩上がりで、利益も急激に伸びているようです。
アイリックコーポレーションのIPO評価
アイリックコーポレーションは、どちらかと言えば規模(吸収金額11.7億円)が小さめなので、それなりの人気を集めると思います。
また、保険事業はIPOで人気とは言えませんが、フィンテックという側面があって業績も好調なので、一定の評価を得られそうです。
よって、アイリックコーポレーションのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。アイリックコーポレーションIPOは、公開価格をある程度上回ったところで初値形成すると予想しています。
アイリックコーポレーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
アイリックコーポレーションIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。主幹事の野村證券は当然ながら、抽選配分比率が高めのマネックス証券とSBI証券にも期待しています。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
---|---|
いちよし証券 | BB参加 |
藍澤證券 | 口座なし |
エース証券 | 口座なし |
水戸証券 | 口座なし |
むさし証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB参加 |
SBI証券 | BB参加 |
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