伊澤タオル(365A)IPOのBB(ブックビルディング)が、来月の6月3日から始まります。

伊澤タオルは日用品のタオルに特化した事業を展開していることで関心を集めています。

また、伊澤タオルは6月最初のIPOということでも注目されそうですね。

伊澤タオルIPOのBBスタンスとIPO評価

伊澤タオル(東証スタンダードIPO)のIPO基本情報

銘柄名伊澤タオル
コード365A(繊維製品)
主幹事証券三菱UFJモルガン・スタンレー証券
モルガン・スタンレーMUFG証券
SBI証券
幹事証券(委託含む)SMBC日興証券
野村證券
アイザワ証券
岩井コスモ証券
東海東京証券
松井証券
三菱UFJ eスマート証券
上場日6月20日
仮条件決定日6月3日(700円~750円に決定)
※上限突破の可能性あり(560円~900円)
ブックビルディング期間6月4日から6月10日まで
公開価格決定日6月11日(750円に決定)
申込期間6月12日から6月17日まで
公募0株
売出し3,750,000株→5,000,000株
(国内:3,610,000株
海外:1,390,000株)
OA562,500株→750,000株
吸収金額30.2億円→40.3億円
(国内:30.5億円
海外:9.7億円)
時価総額70億円
想定価格700円→公開価格:750円
初値価格765円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

伊澤タオルIPOの事業内容

伊澤タオルは小売店やキャラクターIP事業者へのタオル製品の企画・販売及びECサイト・Amazon内における自社ブランド「タオル研究所」を軸に、タオル製品等の企画、製造及び販売を行っているファブレスメーカー(工場を所有せずに製造業としての活動を行う企業)です。

伊澤タオルの事業概要

伊澤タオルはR&D(研究開発)にも注力するタオルメーカーで、従来の枠にとらわれない製造方法や素材、設計等、新たな開発を実施しています。

また、タオルの使い心地の数値化や、使いやすいタオルを科学的に実証、試作、検証することで開発力を高めています。

さらに、伊澤タオルはタオルに関する特許取得にも注力しており、自社のみでの研究・開発にとどまらず、大学との共同研究、大手メーカーとの共同開発など、タオル専門の研究員が中心となって、素材・製法の両面から様々な開発・特許取得を進めています。

伊澤タオル

伊澤タオルIPOの業績

伊澤タオルの業績

(※画像クリックで拡大)

伊澤タオルIPOの売上は横ばいで、利益もバラついていますね

伊澤タオルのIPO評価

伊澤タオルは公募株ゼロの売出し株のみで、規模(吸収金額30.2億円)も大きいため、投資ファンドのイグジット案件ということで警戒されそうです。

ただ、欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダを除く)への販売も予定されているので、海外への配分次第で状況が変化する可能性はあります。

また、「タオル研究所」の知名度は高そうですが、タオル製品の企画・販売自体はIPO的に地味なため、それでも事業面で人気を集めるのも難しそうです。

よって、伊澤タオルのIPO評価はCが妥当だと考えています。伊澤タオルIPOは公開価格を目途に初値形成すると予想しています。

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伊澤タオルIPOの初値予想

伊澤タオルIPOの初値予想は、仮条件決定後(6月3日以降)に追記させていただきます。

780円(想定価格比:+80円)

↓(上場直前の初値予想)

830円 (公開価格比:+80円)

(※大手予想会社の初値予想:750円~850円)

(※大手予想会社の初値予想最終版:850円)

伊澤タオルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

伊澤タオルIPOのBB(ブックビルディング)は検討中です。ただし、SBI証券は落選してもIPOチャレンジポイントが貰えるので、必ず申し込みます。

伊澤タオルIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
三菱UFJモルガン
・スタンレー証券
(主幹事)
BB検討中
モルガン・スタンレーMUFG証券 (主幹事)口座なし
SBI証券 (主幹事)BB参加
SMBC日興証券BB検討中
野村證券BB検討中
アイザワ証券口座なし
岩井コスモ証券BB検討中
東海東京証券BB検討中
松井証券BB検討中
三菱UFJ eスマート証券BB検討中


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