日本ホスピスホールディングス(7061)IPOのBB(ブックビルディング)が、来週の3月11日から開始されます。日本ホスピスホールディングスは、社名からも分かる通り、ホスピスに重きを置いた事業を展開していることで関心を集めているようです。

ただ、日本ホスピスホールディングスはフレアスNATTY SWANKYとの3社同時上場なので、資金分散の影響は避けられそうにありませんね。

日本ホスピスホールディングス

日本ホスピスホールディングス(東証マザーズIPO)のIPO基本情報

銘柄名日本ホスピスホールディングス
コード7061
主幹事証券野村證券
幹事証券(委託含む)SBI証券
岡三証券
静銀ディーエム証券
岩井コスモ証券
エース証券
いちよし証券
松井証券
マネックス証券
岡三オンライン証券
上場日3月28日
仮条件決定日3月8日(840円~1,000円に決定)
ブックビルディング期間3月11日から3月15日まで
公開価格決定日3月18日(1,000円に決定)
申込期間3月19日から3月25日まで
公募350,000株
売出し1,550,000株
OA285,000株
吸収金額17億円
時価総額58億円
想定価格780円→公開価格:1,000円
初値価格1,466円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

日本ホスピスホールディングスIPOの事業内容

日本ホスピスホールディングスは、「在宅ホスピスの研究と普及」をミッションとして掲げ、末期がん患者と難病患者を対象として、「看取り」へ対応する在宅ホスピス事業を展開しています。

日本ホスピスホールディングスのサービス領域

(※画像クリックで拡大)

ホスピス住宅事業では、末期がん患者と難病患者を対象に、訪問看護士、訪問療法士、訪問介護士が常駐していて、いつでも看護介護サービスを受けることができるホスピス住宅を提供しています。

訪問看護事業では、看護師や療法士等のケアチームが、病気や障害を持った方が住み慣れた地域やご家庭を訪問し、看護ケアや自立への援助など、在宅療養生活を支援するサービスを提供しています。

在宅介護事業では、訪問介護(ヘルパーステーション)、通所介護(デイサービス)、看護小規模多機能型居宅介護、定期巡回・随時対応型訪問介護看護などを提供しています。

日本ホスピスホールディングスIPOの業績

日本ホスピスホールディングスの業績

(※画像クリックで拡大)

日本ホスピスホールディングスIPOの売上は順調に伸びており、利益も今期から黒字転換しそうなので、今後に期待できそうです。

日本ホスピスホールディングスのIPO評価

日本ホスピスホールディングスは、手の出しやすい価格(780円)ですが、3社同時上場で規模(吸収金額17億円)もそこそこあるため、需給面にやや不安があります。

また、日本ホスピスホールディングスは公募株(350,000株)に対して、売出株(1,550,000株)が多い点も警戒されそうです。

ただ、日本ホスピスホールディングスは介護というテーマ性があり、在宅ホスピス事業もこれからの高齢化社会において需要が高まりそうなので、一定の評価を得られると思います。

よって、日本ホスピスホールディングスのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。日本ホスピスホールディングスIPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想しています。

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日本ホスピスホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

日本ホスピスホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ前向きに参加するつもりです。

主幹事の野村證券を中心に、IPO幹事常連のSBI証券、IPOで穴場的な松井証券、100%完全抽選のマネックス証券などに申し込む予定です。

日本ホスピスホールディングスIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
野村證券 (主幹事)BB参加
SBI証券BB参加
岡三証券BB参加
静銀ディーエム証券口座なし
岩井コスモ証券BB参加
エース証券口座なし
いちよし証券BB参加
松井証券BB参加
マネックス証券BB参加
岡三オンライン証券BB参加

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