日本インシュレーション(5368)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌週の3月4日から開始されます。日本インシュレーションは、東証2部の地味な銘柄なので、あまり話題になっていないようです。

ただ、日本インシュレーションは東証2部とはいえ規模が小さいため、需給面で関心を集めるかもしれませんね。

日本インシュレーション

日本インシュレーション(東証2部IPO)のIPO基本情報

銘柄名日本インシュレーション
コード5368(ガラス・土石製品)
主幹事証券大和証券
幹事証券(委託含む)三菱UFJモルガン・スタンレー証券
SBI証券
岩井コスモ証券
auカブコム証券
上場日3月19日
仮条件決定日3月2日(920円~940円に決定)
ブックビルディング期間3月4日から3月10日まで
公開価格決定日3月11日(940円に決定)
申込期間3月12日から3月17日まで
公募1,050,000株
売出し0株
OA157,500株
吸収金額11.1億円
時価総額80.1億円
想定価格920円→公開価格:940円
初値価格869円

SBI証券[旧イー・トレード証券]

日本インシュレーションIPOの事業内容

日本インシュレーションは、建築関連としてゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とした耐火被覆材、内装建材、多機能材などを提供しています。

また、日本インシュレーションはプラント関連としてゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とした保温材や鉄骨耐火被覆材も提供しています。

さらに、日本インシュレーションは建物に施工された吹付けアスベストやアスベスト含有建材や、プラントに施工されたアスベスト含有保温材の分析業務、除去工事も請け負っています。

日本インシュレーションIPOの事業系統図

日本インシュレーションの事業系統図

(※画像クリックで拡大)

IPOによる手取金の使途

  1. 岐阜工場の生産管理事務所建設に係る設備投資の一部
  2. 国内拠点(岐阜工場、北勢工場)における建築関連及びプラント関連向け生産設備増強・合理化に係る設備投資並びに研究設備更新、営業所建替、情報セキュリティシステム対策費等
  3. 運転資金のために借入れた金融機関からの借入金の返済資金

日本インシュレーションIPOの業績

日本インシュレーションの業績

(※画像クリックで拡大)

日本インシュレーションIPOの業績は概ね堅調ですが、頭打ちといった印象も受けますね。

日本インシュレーションのIPO評価

日本インシュレーションは、ゼネテック関通との3社同時上場になりますが、東証2部の地味な銘柄なので、その中でも一番人気薄だと思います。

ただ、日本インシュレーションは公募株のみで規模(吸収金額11.1億円)も小さい点はプラスに働きそうです。

よって、日本インシュレーションのIPO評価は、Cが妥当だと考えています。日本インシュレーションIPOは、公開価格を若干上回ったところで初値形成すると予想しています。

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日本インシュレーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス

日本インシュレーションIPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ少しだけ参加しようかと考えています。ただし、地合いが悪そうな場合は、見送るかもしれません。

日本インシュレーションIPOのBB(ブックビルディング)スタンス
大和証券 (主幹事)BB参加
三菱UFJモルガン・スタンレー証券BB検討中
SBI証券BB参加
岩井コスモ証券BB検討中
auカブコム証券BB検討中

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