JMDC(4483)IPOのBB(ブックビルディング)が、翌月の12月2日から開始されます。
JMDCは、医療ビッグデータを活用した様々なサービスを提供していることで注目されているようです。
ただ、JMDCはベースとランサーズとの3社同時上場で、規模も一番大きいため、需給面に不安がありますね。
JMDC(東証マザーズIPO)のIPO基本情報
銘柄名 | JMDC |
コード | 4483 |
主幹事証券 | 野村證券 |
幹事証券(委託含む) | みずほ証券 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
上場日 | 12月16日 |
仮条件決定日 | 11月29日(2,780円~2,950円に決定) |
ブックビルディング期間 | 12月2日から12月5日まで |
公開価格決定日 | 12月6日(2,950円に決定) |
申込期間 | 12月9日から12月12日まで |
公募 | 2,000,000株 |
売出し | 3,100,000株 |
OA | 765,000株 |
吸収金額 | 163億円 |
時価総額 | 722.1億円 |
想定価格 | 2,780円→公開価格:2,950円 |
初値価格 | 3,910円 |
JMDC(4483)IPOの事業内容
JMDCは、データとICTの力で持続可能なヘルスケアシステムを実現するために、ヘルスビッグデータ事業、遠隔医療事業、調剤薬局支援事業の3つの事業を展開しています。
ヘルスビッグデータ事業では、主に健康保険組合に対して、紙・画像レセプトを含めたレセプトデータ、健診データ、台帳データ等をデータベース化する保険者支援サービスを提供しています。
また、自社開発の健康情報プラットフォーム「PepUp」(ペップアップ)による個人向け健康ポータルサイトを運営するPHR(パーソナルヘルスレコード)、医療ビッグデータの構築、薬剤データベースの構築なども行っています。
遠隔医療事業では、「いつでもどこでも、高品質の画像診断を」をモットーに、契約読影医群をデジタル環境でつなぎ、医療機関に対して遠隔画像診断サービスを提供しています。
調剤薬局支援事業では、調剤薬局向けの業務システム(レセコン、電子薬歴など)を提供し、薬剤を処方する薬剤師が必要な情報を適切に患者に提供できる環境の構築を目指しています。
JMDC(4483)IPOの業績
(※画像クリックで拡大)
JMDC(4483)IPOの業績は好調に推移していて、今のところ問題なさそうですね。
JMDCのIPO評価
JMDCは、何と言っても規模(吸収金額163億円)の大きさが懸念材料です。しかも、ベースとランサーズとの3社同時上場なので、資金分散の影響は大きいと思います。
また、JMDCはノーリツ鋼機株式会社(7744)の子会社なので、親子上場になってしまうところもやや気になります。
ただ、ヘルスビッグデータ事業や遠隔医療事業は、これからの高齢化社会において必要とされる事業なので社会的意義があり、個人的にも応援した事業内容です。
よって、JMDCのIPO評価は、Dが妥当だと考えています。JMDC(4483)IPOは、公開価格を多少上回ったところで初値形成すると予想していますが、ややリスクもありそうです。
JMDC(4483)IPOのBB(ブックビルディング)スタンス
JMDC(4483)IPOのBB(ブックビルディング)は、今のところ検討中です。ただ、主幹事の野村證券は前受金不要(事前入金不要)なので、申し込んでも良いかなと思っています。
また、SBI証券は落選すればIPOチャレンジポイントが貰えるので、申込み必須ですね。
野村證券 (主幹事) | BB参加 |
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みずほ証券 | BB検討中 |
SMBC日興証券 | BB検討中 |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | BB検討中 |
SBI証券 | BB参加 |
マネックス証券 | BB検討中 |
カブドットコム証券 | BB検討中 |
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