JMDC(4483)IPOの仮条件が決まっています。JMDCは、ヘルスビッグデータや遠隔医療など、これからの超高齢化社会において、ますます需要が高まりそうな事業を展開していることで注目されています。
ただ、JMDCはマザーズIPOにしては規模が大きいというだけでなく、ベースとランサーズとの3社同時上場になるので、資金分散の影響が気になりますね。
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JMDCのIPO仮条件
2,780円~2,950円
JMDCのIPO仮条件は、想定価格の2,780円を下限に上方へ拡げて設定されています。JMDCは、やや値がさで規模も大きいのに、意外と強気の仮条件になってますが、それだけ機関投資家へのヒアリング結果が良かったようです。
ちなみに、JMDCのIPO公開価格が仮条件の上限で決まった場合、吸収金額は163億円から173億円にアップするので、さらに重くなってしまいますね。
JMDCのIPO初値予想
3,100円 (想定価格比:+320円)
(※大手予想会社の初値予想:2,800円~3,500円)
JMDCは、大型(吸収金額173億円)、3社同時上場、親子上場(ノーリツ鋼機株式会社の子会社)といった点で警戒されそうです。
しかし、ヘルスケア事業はさらなる需要が見込めるだけでなく、ビッグデータや遠隔医療というテーマ性もあるため、一定の評価を得られそうです。
よって、JMDCは公開価格を5%程度上回ったところで初値形成すると予想しています。ただし、規模が大きいだけに思ったほど初値が伸びない可能性も頭に入れておく必要はありそうです。
JMDCのIPO幹事団
主幹事証券 | 野村證券 |
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幹事証券 | みずほ証券 SMBC日興証券 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 SBI証券 マネックス証券 カブドットコム証券 |
JMDC(4483)IPOは、規模が大きくて当選枚数もそれなりにあるため、主幹事の野村證券なら期待度が高まります。
また、SMBC日興証券やマネックス証券などの平幹事も多少のチャンスがありそうですね。
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